2025年ワールドゲームズ初金はスイス 成都でオリエンテーリング制す
成都で開催中の2025年ワールドゲームズで、記念すべき大会第1号の金メダルを手にしたのはスイスのリカルド・ランカン選手でした。男子フットオリエンテーリング中距離で、45分22秒のタイムでゴールしています。
2025年ワールドゲームズ成都大会、初の金メダルはランカン選手
男子フットオリエンテーリング中距離は、地図とコンパスを頼りに複数のチェックポイントを走って巡り、最も速くゴールした選手が勝つ競技です。この種目で、スイス代表のランカン選手が力強い走りを見せ、大会初の金メダルを獲得しました。
ランカン選手の記録は45分22秒。コースの細かな起伏や進路選択が勝負を分けるなかで、安定したナビゲーションと持久力を発揮した結果と言えます。
同じレースに出場した中国本土のタン・ジエンダ選手は18位、リウ・シャオミン選手は23位でフィニッシュしました。上位進出はならなかったものの、世界の強豪が集うなかで健闘する結果となりました。
女子でもスイスが金 オリエンテーリングで存在感
女子のフットオリエンテーリング中距離では、スイスのシモナ・エーベルソルト選手が優勝し、スイス勢が男女で金メダルを独占しました。オリエンテーリング強豪国としての地力を、序盤からはっきり示した形です。
銀メダルはスロバキアのテレザ・スメリコバ選手、銅メダルはスウェーデンのアルバ・ソネソン選手が獲得し、表彰台は欧州勢が占めました。
ワールドゲームズとオリエンテーリングとは
ワールドゲームズは、オリンピック以外の競技を中心に実施される国際総合スポーツ大会です。新しい種目や地域色の強い競技が多く、スポーツの多様性を映し出す舞台として位置づけられています。
フットオリエンテーリングは、ランニングと地図読みを組み合わせた競技で、選手は配布された地図とコンパスだけを頼りに、自然の中に設定されたチェックポイントを順番に回り、タイムを競います。
スピードだけでなく、瞬時の判断力やルート選択の戦略性も問われるため、「走る頭脳ゲーム」とも呼ばれることがあります。身体能力と判断力の両方が試される点が、この競技ならではの魅力です。
オリンピックほどの知名度はまだ高くありませんが、アウトドアやトレイルランニング人気とともに、世界各地で参加人口が広がりつつある分野でもあります。
国際スポーツを見るもう一つの窓として
オリンピックやサッカーのようなメジャー競技だけでなく、ワールドゲームズのような舞台に目を向けることで、各国の得意分野やスポーツ文化の多様さがより立体的に見えてきます。
成都大会の初金メダルをめぐるオリエンテーリングのレースは、スイスの強さを印象づけると同時に、まだ見慣れない競技に注目するきっかけにもなりそうです。通勤中やスキマ時間に結果を追いかけながら、「次はどんな競技が台頭してくるのか」という視点で国際ニュースを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
Switzerland's Riccardo Rancan wins first gold at 2025 World Games
cgtn.com








