中国スーパーリーグ:上海ポートが河南に4-1快勝し首位浮上
中国スーパーリーグで、2連覇中の上海ポート(Shanghai Port)がホームで河南に4-1と快勝し、暫定ながら首位に浮上しました。国際サッカーニュースを日本語で追いたい読者に向けて、この試合と同節の雲南ユクン対武漢スリータウンズの一戦を整理します。
上海ポートが王者の力を示し、首位に浮上
金曜日に行われた河南戦で、上海ポートは攻守両面で圧倒し、タイトルホルダーらしい内容で勝ち点3を積み上げました。これにより、勝ち点は47に到達。上海申花を2ポイント上回り、1試合多く消化しながらも中国スーパーリーグの頂点に立っています。
上海申花は、土曜夜に予定されている浙江とのアウェー戦で勝利すれば、再び首位に返り咲く可能性を残しています。上海の2クラブによるタイトル争いは、今後さらに注目を集めそうです。
ヴィタルが攻撃の中心に:1得点2アシスト級の働き
この試合で最も輝いたのは、上海ポートのマテウス・ヴィタルでした。セットプレーと流れの中のプレーの両方で違いを生み、試合をほぼ一人で決めてしまったと言ってもよい内容でした。
- 21分:ヴィタルの正確なフリーキックにワン・シェンチャオがヘディングで合わせ、上海ポートが先制。
- 約16分後:ヴィタルがミドルレンジからゴール右下隅へ流し込むようなシュートを決め、リードを2-0に広げます。
- 前半終了間際:ヴィタルのスルーパスに抜け出したレオナルドがGKシュー・ジャーミンをかわして流し込み、3-0として前半を終えました。
ヴィタルはゴールとアシストの両面で存在感を示し、王者の攻撃をけん引しました。
移籍後初ゴールも飛び出し、攻撃に厚み
後半に入っても上海ポートの勢いは衰えませんでした。左サイドを抜け出したガブリエルジーニョが鋭いクロスを送り、これをオスカル・メレンドがボレーで合わせて4点目を奪います。メレンドにとっては、先月の上海移籍後初ゴールとなる一撃でした。
河南は65分、フェリッピ・カルドーゾがPKを決めて1点を返したものの、反撃はそこまで。試合は4-1で終了し、上海ポートが危なげなく勝利を収めています。
雲南ユクンが武漢スリータウンズに2-1勝利
同節では、雲南ユクンもホームで大きな1勝を挙げました。相手は武漢スリータウンズ。試合は流れの変化が激しい展開となりましたが、最後に笑ったのは雲南でした。
- 35分:かつて武漢に所属していたルオ・ジンが、古巣相手にロングレンジの豪快なシュートを突き刺し、雲南が先制。
- 51分:雲南のディフェンダー、リー・ソンイーのオウンゴールでスコアは1-1に。試合は振り出しに戻ります。
- 75分:雲南が素早いカウンターを発動。右サイドバックのタン・ミャオが駆け上がり、途中出場のハン・ズーロンへラストパス。ハンが冷静に決めて、再びリードを奪います。
- 後半アディショナルタイム:ストライカーのペドロ・エンリケが獲得したPKを自ら蹴るも、シュートはポストに直撃。追加点のチャンスは逃しましたが、スコアはそのまま守り切りました。
この結果、雲南ユクンはホームで貴重な勝利を手にした一方、武漢スリータウンズは7試合連続で勝利なしという苦しい状況が続くことになりました。
タイトル争いとチームの勢いをどう見るか
上海ポートの4-1勝利は、単なる大勝にとどまらず、2連覇中の王者が今季も依然として主役であることを示すメッセージとも受け取れます。一方で、1試合少ない上海申花には、追い上げの余地が残されており、中国スーパーリーグの優勝争いはまだ決着がついたわけではありません。
また、雲南ユクン対武漢スリータウンズのような一戦も、シーズン全体で見ると順位表に静かな影響を与える試合です。上位争いだけでなく、調子を落としているクラブがどのように立て直すのかも、リーグ全体を理解するうえで重要なポイントと言えます。
中国スーパーリーグの試合を日本語ニュースとして追いかけることで、アジアフットボールのダイナミズムや、クラブごとの戦い方の違いがより立体的に見えてきます。今後の上海2クラブの動向と、中位・下位クラブの巻き返しに注目したいところです。
Reference(s):
Shanghai Port dominate Henan to ascend to Chinese Super League summit
cgtn.com








