FIBAアジアカップ決勝 オーストラリアが中国を1点差で下し3連覇
オーストラリア代表がFIBAアジアカップ決勝で中国代表を90対89の1点差で破り、大会3連覇を達成しました。終盤まで勝敗の分からない接戦となったこの試合は、アジアバスケットボールの現在地を映し出す一戦となりました。
FIBAアジアカップ決勝の結果
サウジアラビアのジッダで行われたFIBAアジアカップ決勝は、オーストラリアと中国という強豪同士の対戦となりました。試合は最後の1ポゼッションまでもつれ込み、オーストラリアが90対89で逃げ切りました。
- スコア:オーストラリア 90対89 中国
- 優勝:オーストラリアが大会3連覇
- 通算成績:オーストラリアは2017年のアジアカップ初出場以来18連勝で無敗
- 会場:サウジアラビア・ジッダ
試合の流れ
前半:中国が主導権
第1クォーターは、中国が序盤から積極的に攻め込み、Hu Jinqiu と Hu Mingxuan の連続得点もあって25対17とリードを奪いました。第2クォーターに入ると、一時は15点差までリードを広げる場面もあり、流れは完全に中国ペースになります。しかし、オーストラリアも終盤にかけて反撃し、前半終了時には点差を4点まで縮めました。
後半:最後まで続いたシーソーゲーム
後半に入ると、オーストラリアは高さとフィジカルの強さを生かしてじわじわと巻き返し、最終クォーターは何度もリードが入れ替わる緊迫した展開となりました。終盤、Xavier Cooks のフリースローでオーストラリアが90対87と3点差をつけますが、中国もキャプテンの Zhao Rui がフリースロー2本を沈め、再び1点差に詰め寄ります。
残り3.9秒、中国は最後の攻撃で Hu Mingxuan に逆転のチャンスを託しましたが、シュートはわずかに外れ、そのままタイムアップ。オーストラリアが薄氷の勝利でタイトルを守りました。Cooks はこの試合でゲームハイとなる30得点を記録し、チームの勝利をけん引しました。
オーストラリアの無敗記録と3連覇
オーストラリアは2017年にFIBAアジアカップに初参戦して以来、一度も敗れていません。今回の優勝でアジアカップにおける連勝は18に伸び、大陸大会3連覇という偉業を達成しました。
両国のアジアカップでの対戦は、2017年の準々決勝以来8年ぶりでした。当時はオーストラリアが97対71と大差で中国を下しており、今回の1点差という結果は、両チームの力関係が変化していることを示唆します。
中国代表の惜敗と収穫
この試合で中国代表は、第1クォーターから主導権を握り、一時は15点差をつけるなど、王者オーストラリアを本気で追い詰めました。最後はあと一歩届かなかったものの、アジア王者相手にここまで競り合った内容は、大きな手応えと言えるでしょう。
Hu Jinqiu や Hu Mingxuan、キャプテンの Zhao Rui らが要所で存在感を示し、攻守でチームをけん引しました。終盤のフリースローや最後のシュート場面など、強いプレッシャーのかかる時間帯をどう戦いきるかという課題は残りましたが、それも今後の成長につながる経験になりそうです。
ファン目線で押さえたいポイント
このFIBAアジアカップ決勝は、単なるタイトルマッチを超えて、アジアとオセアニアのバスケットボールの力関係を考えるうえで示唆に富む試合となりました。国際バスケットボールに関心のある日本のファンにとっても、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。
- オーストラリアの無敗記録は続いているものの、中国が1点差まで迫り、実力差が着実に縮まっていること
- 試合の中で何度もリードが入れ替わり、最後の1プレーまで勝者が分からない展開になったこと
- Hu Mingxuan や Zhao Rui、Xavier Cooks など、今後も国際舞台で名前を聞く可能性の高い選手がそろっていたこと
こうした背景を知ったうえでスコアやハイライト映像を見ると、数字だけでは見えてこないドラマやストーリーが浮かび上がってきます。
まとめ:アジアバスケは新しい段階へ
オーストラリアがFIBAアジアカップで3連覇を果たしつつも、中国が最後まで食い下がった今回の決勝は、アジアバスケットボールの新しい段階を示す象徴的なゲームになりました。
- オーストラリアが中国を90対89で下し、FIBAアジアカップ3連覇を達成
- 2017年の97対71の対戦から一転し、今回は1点差の大接戦に
- オーストラリアはアジアカップ参戦以来18連勝と、無敗記録を継続
今後の国際大会やアジア地区での戦いでも、両チームの再戦は大きな注目を集めることになりそうです。
Reference(s):
Australia edges China to capture third straight title at FIBA Asia Cup
cgtn.com








