卓球WTTヨーロッパ・スマッシュ:リン/クァイ組が混合ダブルス優勝、スラム4連覇
卓球の国際大会「WTTヨーロッパ・スマッシュ」の混合ダブルスで、中国のリン・シドン/クァイ・マン組が韓国のイム・ジョンフン/シン・ユビン組をストレートで下し、スラム大会4連覇と今大会初の中国勢タイトルを手にしました。
ストレート勝ちで主導権を握る
現地時間の金曜日に行われた決勝戦は、第1ゲームからリン/クァイ組が主導権を握りました。韓国のイム/シン組も一時は1点差まで追い上げましたが、中国ペアが要所を締めて11-8で先取します。
勢いに乗ったリン/クァイ組は、第2ゲームを11-6で連取。攻守の切り替えが速く、相手に長い連続得点を許しませんでした。
第3ゲームも流れは変わらず、終盤にかけて点差を一気に広げたリン/クァイ組が11-4で取り、ゲームカウント3-0のストレート勝ちで混合ダブルスのタイトルを決めました。
試合の主な結果
- 対戦カード:リン・シドン/クァイ・マン(中国) vs イム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)
- スコア:3-0(11-8, 11-6, 11-4)
- 今年のヨーロッパ・スマッシュにおける中国勢初のタイトル
スラム大会4連覇、ラスベガスに続き同カード制す
リン/クァイ組にとって、この優勝は「スラム」と呼ばれるWTTの主要大会で4大会連続の混合ダブルスタイトルとなります。2人は先月、ラスベガスで行われたユナイテッド・ステーツ・スマッシュでも、同じイム/シン組を決勝で破っており、今回もその勢いを維持した形です。
短期間で同じ相手と続けて決勝を戦い、いずれも勝利したことで、戦術面やメンタル面でのアドバンテージをさらに強めたとも言えそうです。
パリで銅メダルの韓国ペアは力を出し切れず
イム/シン組は昨夏のパリの大会で銅メダルを獲得し、五輪の舞台でも結果を残した実力ペアです。しかし、今大会ではその「オリンピック銅メダルペアらしい」安定感を発揮しきれず、逆転のきっかけをつかめませんでした。
第1ゲームで1点差まで迫った場面はあったものの、要所でミスが出て初戦を落としたことが、その後の展開にも響いたと見ることができます。
中国代表にとって今大会初のタイトル
今回の混合ダブルス優勝は、今年のヨーロッパ・スマッシュで中国代表にとって初めてのタイトルとなりました。団体としての勢いをつくるうえでも、価値ある1勝と言えます。
リンは試合後、「今回は相手の戦術や能力をしっかり研究し、とても入念な準備をしてきました。その成果が出たと思います」と振り返り、事前の分析と準備が勝因だったと強調しました。
混合ダブルス戦線のこれから
リン/クァイ組のスラム4連覇により、混合ダブルスでは中国ペアの強さが一段と際立つ形になりました。一方で、イム/シン組のように国際舞台でメダルを獲得してきた韓国ペアもおり、今後も両国のペアを中心にハイレベルな争いが続きそうです。
次の大きな大会に向けて、各ペアがどのように戦術をアップデートしてくるのか。今回のヨーロッパ・スマッシュ決勝は、混合ダブルスの勢力図とライバル関係の行方を占ううえで、重要な一戦となりました。
Reference(s):
Lin Shidong and Kuai Man win mixed doubles title at WTT Europe Smash
cgtn.com








