全米オープンテニス:中国の王欣瑜が3年連続2回戦進出、布云朝克特は惜敗
全米オープンテニス女子シングルスで、中国の王欣瑜が地元のキャロライン・ドールハイドをフルセットの末に逆転で下し、3年連続となる2回戦進出を決めました。一方、男子シングルスでは中国の布云朝克特がフランスのバランタン・ロワイエに敗れ、四大大会本戦での初勝利は持ち越しとなっています。
王欣瑜、立ち上がりの悪さから冷静に立て直し
現地火曜日に行われた試合で、王欣瑜は第1セットを2対6で落としました。第4ゲームと第6ゲームでサービスを破られ、スコアは1対5とリードを許す苦しい展開でした。
それでも第2セットに入ると、序盤のブレークポイントをしのいで流れを引き寄せます。両者ともに自分のサービスゲームを守る展開が続きましたが、第9ゲームで王がついにドールハイドのサービスを破って5対4とリード。そのままサーブをキープして6対4で取り返し、試合を最終セットにもつれ込ませました。
最終セットは主導権を握りきる
勝負の第3セットでは、世界ランキング34位の王が先に動きます。第3ゲームでブレークに成功すると、そこから5ゲーム連取して5対1と大きくリードを広げました。ドールハイドは第7ゲームでマッチポイントをしのいで踏みとどまりましたが、王は続く自分のサービスゲームをきっちりキープし、最終セットを6対2で締めました。
立ち上がりの不安定さを引きずらず、サービスキープ合戦の中で数少ないチャンスをものにしたことが、逆転勝利と3年連続の2回戦進出につながったと言えます。
布云朝克特はロワイエにストレート負け
同じ日に行われた男子シングルスでは、中国男子の新鋭、世界ランキング74位の布云朝克特が、フランスのワイルドカード選手バランタン・ロワイエと対戦しました。スコアは1対6、4対6、6対7で布云朝克特のストレート負けとなりました。
第1セットでは序盤に2度サービスゲームを落とし、一気に主導権を握られます。第2セットでも再び早い段階でブレークを許し、追いかける展開が続きました。
それでも第3セットでは粘りを見せ、タイブレークまで持ち込みます。タイブレークでは先に1ポイントを奪いましたが、そこから7ポイント連続で失い、このセットも競り負けました。これで布云朝克特は、四大大会本戦に5度出場しながら、いまだ初勝利には届いていません。
中国テニスにとっての意味
女子で王欣瑜が安定して全米オープン2回戦に進出していることは、中国テニスにとって大きな強みです。ハードコートの四大大会で継続的に結果を残せる選手がいることは、次世代の育成や競技人気の面でもプラスにはたらきます。
一方で、男子の布云朝克特はまだ大舞台での経験を積んでいる段階にあります。スコアだけを見れば完敗にも映りますが、第3セットでの粘りやタイブレークに持ち込む展開は、今後につながる内容とも言えます。
今年の全米オープンでは、女子での安定した活躍と男子の成長途上という、現在の中国テニスの姿がそのまま表れた形となりました。今後、どこまで四大大会で勝ち進めるか、引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
China's Wang Xinyu makes US Open second round for third straight year
cgtn.com








