全米オープンテニス:世界1位シナーが3回戦進出、ハードコートで23連勝
2025年の全米オープンテニス男子シングルスで、世界1位かつディフェンディング・チャンピオンのヤニック・シナー(イタリア)が、アレクセイ・ポピリン(オーストラリア)にストレート勝ちし3回戦進出を決めました。ハードコートの四大大会での連勝を23に伸ばし、ロジャー・フェデラー以来となる全米オープン男子シングルス連覇に一歩近づいています。同じ大会では、女子シングルスでシフィオンテクも3回戦に進んでいます。
ポピリンを圧倒したストレート勝ち
全米オープンの木曜日に行われた2回戦で、シナーはポピリンを6-3、6-2、6-2のストレートで下しました。第1セットは6-3で先取し、第2セットではドロップショットを織り交ぜながら6-2とリードを広げます。第3セットでもフォアハンドのウィナーで5-2と突き放し、最後はサービスエースで6-2と締めくくる、終始主導権を握った内容でした。
24歳シナー、フェデラー以来の全米連覇へ
シナーは、全米オープン男子シングルスで2008年のロジャー・フェデラー以来となる連覇を狙っています。24歳のイタリア人で、すでに四大大会優勝は4回を数えます。今回の勝利により、その歴史的な挑戦は続くことになりました。
ハードコート四大大会で23連勝中
この勝利で注目されるのが、ハードコートの四大大会で続くシナーの連勝記録です。全豪オープンと全米オープンというハードコートのメジャー大会で、シナーは現在23連勝中です。
直近のタイトルを整理すると、
- 2024年 全豪オープン 優勝
- 2024年 全米オープン 優勝(昨年の全米)
- 2025年 全豪オープン 優勝
という結果を残しており、その流れの中で迎えた今年の全米オープンでも勝利を重ねています。今回の勝利により、ポピリンとの対戦成績は1勝1敗のタイとなり、全米オープン後も世界ランキング1位の座を維持できる可能性をつなぎました。
「サーブには課題」それでもリターンには手応え
試合後、シナーは自身のプレーについて次のように振り返っています。
「今日は、お互いにサーブはそこまで良くなかったと感じましたが、特に相手のセカンドサーブに対するリターンがとても良くできました。その点については本当に満足しています。もちろんサーブはもっと改善したいですが、正直、それ以外の部分にはかなり快適さと自信を持てています」とコメントしました。
サービスにはまだ伸びしろがあるとしながらも、リターンを軸に試合全体をコントロールできていることに手応えを感じている様子がうかがえます。
次戦はカナダのシャポバロフと対戦
四大大会4度の優勝経験を持つシナーの次の相手は、カナダのデニス・シャポバロフです。3回戦でも簡単な試合にはならないと見られますが、ハードコートでの勢いと安定したリターン力を武器に、連勝をさらに伸ばせるかが注目されます。
女子ではシフィオンテクも3回戦へ
今大会では、女子シングルスでもシフィオンテクが3回戦進出を決めています。男子ではシナー、女子ではシフィオンテクと、ツアーのトップレベルで戦う選手たちが順当に勝ち上がっており、全米オープンらしいハイレベルな戦いが続いています。
2025年シーズンを象徴する「ハードコートの主役」
全豪オープンと全米オープンというハードコートの四大大会は、現代テニスの流れを大きく左右する舞台です。その2大会で23連勝という数字は、単なる好調を超えて、シナーが2025年シーズンのテニスシーンを象徴する存在になりつつあることを示しています。
年末に向けてこの1年を振り返るとき、シナーがハードコートで見せた安定感と勝負強さ、そして全米オープン連覇への挑戦が、2025年テニスシーズンを語るうえで欠かせないトピックのひとつになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








