北京の国際陸上ツアーで中国勢が4勝 自己ベスト続出の一夜
2025年のワールドアスレティックス・コンチネンタルツアー北京大会で、中国の陸上代表が14種目中4種目で優勝し、国際舞台での層の厚さと若手の台頭を印象づけました。
中国勢が4勝 自己ベストが相次ぐ
日曜に行われた北京大会では、投てき・跳躍・中距離で中国勢が躍動しました。女子やり投げでは、若手のYan Ziyiが64メートル46を投げて優勝し、将来性を感じさせるパフォーマンスを見せました。
男子棒高跳びでは、Zhong Taoが自己ベストとなる5メートル75をクリアして頂点に立ちました。自身の記録を伸ばしてのタイトル獲得は、今後の国際大会に向けた自信につながりそうです。
男子走高跳では、Li Jialunが今季自己最高となる2メートル20で優勝し、安定感のあるジャンプを披露しました。
中距離では、Liang Tiantianが女子3000メートルで8分57秒65の自己ベストをマークして勝利。中国勢がこれまでやや注目されにくかった中距離種目でも、存在感を高めつつあることを示しました。
- 女子やり投げ:Yan Ziyi 64.46mで優勝
- 男子棒高跳び:Zhong Tao 5.75m(自己ベスト)で優勝
- 男子走高跳:Li Jialun 2.20m(今季ベスト)で優勝
- 女子3000m:Liang Tiantian 8:57.65(自己ベスト)で優勝
女子砲丸投げはMittonが貫禄勝ち
女子砲丸投げでは、World Athletics室内チャンピオンの肩書きを持つカナダのSarah Mittonが19メートル81の好記録で優勝し、実力の違いを見せました。スウェーデンのFanny Roosが19メートル35で2位、中国のZhang Linruが19メートル05で3位に入りました。
20メートルに迫る投てきが並ぶハイレベルな一戦となり、中国勢にとっては、世界トップクラスの選手たちと競り合いながら表彰台を確保したことで、今後への手応えを得る内容となりました。
男子100メートル オマーンのAl-Balushiが会心の10秒09
男子100メートルでは、オマーンのAli Al-Balushiが10秒09の自己ベストでフィニッシュし、スタジアムを沸かせました。アメリカのBrandon Hicklinが10秒12と、わずか0秒03差で2位に続き、カナダのAndre De Grasseが10秒16で3位となりました。
中国のベテランスプリンターXie Zhenyeは、10秒21の今季ベストで4位。表彰台にはあと一歩届かなかったものの、国際レースで十分に戦える走りを見せました。
北京発の国際陸上ニュースが示す流れ
今回の北京大会では、複数の選手が自己ベストや今季ベストを更新し、アジア勢を含む多くの国・地域の選手がしのぎを削りました。中国勢にとっては、投てき・跳躍・中距離とさまざまな分野で若手が結果を残したことが大きな収穫と言えます。
女子3000メートルでのLiang Tiantian、スプリントでのXie Zhenye、そしてフィールド種目での各選手の活躍は、中国陸上の「層の厚さ」と「世代交代」が同時に進んでいることを印象づけます。
国際的には、自己ベストを出したAl-Balushiや、World Athletics室内チャンピオンのMittonらが高水準のパフォーマンスを披露したことで、ワールドアスレティックス・コンチネンタルツアーが世界のトップレベルに迫る戦いの場であることを改めて示しました。
北京から発信された今回の国際陸上ニュースは、2025年シーズンの行方を占う一つの指標として、今後もファンや関係者の関心を集めそうです。
Reference(s):
China bag four wins at World Athletics Continental Tour in Beijing
cgtn.com








