トナーリが決勝弾 イタリアがイスラエルに5-4勝利、2026年W杯予選で望み維持
トナーリが土壇場弾、イタリアがイスラエルに5-4——2026年W杯予選の行方は
2026年ワールドカップ欧州予選グループIで行われたイタリア対イスラエルは、中立地ハンガリーで9ゴールが生まれる激戦となりました。サンドロ・トナーリの土壇場ゴールでイタリアが5-4と勝利し、本大会出場への望みをぎりぎりつないでいます。この国際サッカーの一戦を、日本語ニュースとして整理して振り返ります。
9ゴールの乱打戦をざっくり振り返る
試合は序盤から不安定な展開となり、両チームとも守備のミスが目立つ内容でした。イスラエルが先に主導権を握り、イタリアは追う展開を強いられます。
イタリアは、6月にノルウェーに0-3で完敗した傷跡が残るなかでの一戦でした。イスラエルに先制され、さらに2度リードを許しながらも、そのたびにモイゼ・ケアンがゴール前に忍び込み、前半と後半のそれぞれで同点ゴールを決めてチームを救います。
59分には、マテオ・レテギの華麗なバックヒールのアシストからマッテオ・ポリターノが決めてイタリアが逆転。さらにジャコモ・ラスパドーリが4点目を奪い、一時は4-2とリードを広げました。
しかし、そこで試合は再び混沌とします。イスラエルがわずか2分間の猛攻で連続得点し、ドール・ペレツがこの日2点目を挙げて4-4の同点に。スタジアムの空気は一気に緊張感に包まれました。
トナーリの一撃とドンナルンマの不安定さ
試合を決めたのは、後半アディショナルタイムに生まれたトナーリの一撃でした。ゴールから距離のある位置から放たれたカーブシュートは、一見すると大きな脅威には見えませんでしたが、密集した選手の間をすり抜け、そのままゴールネットを揺らしました。イタリアはようやく息をつき、イスラエル側は怒りと落胆をあらわにしました。
一方で、この試合の内容は決して手放しで喜べるものではありませんでした。2つのオウンゴールに加え、マンチェスター・シティに加入したばかりのジャンルイジ・ドンナルンマには、判断ミスやキャッチミスなど、いくつもの災難とも言える場面が重なりました。スコア以上に、不安定な守備は今後の課題として残ったと言えます。
グループIの順位とイタリアの立ち位置
この勝利により、イタリアはグループIでイスラエルをかわして2位に浮上しました。首位ノルウェーとは勝ち点3差で、グループ唯一の自動出場枠を争う厳しい状況が続きます。
それでも、今回の5-4というスコアは、単なる乱打戦以上の意味を持ちます。もしトナーリの決勝ゴールがなければ、イタリアは再びつまずき、2026年ワールドカップへの道は一気に険しくなっていた可能性があります。内容に大きな改善の余地を残しつつも、結果だけは何としても持ち帰った試合だったと言えるでしょう。
この試合から見える3つのポイント
- トナーリ、ケアン、ラスパドーリら攻撃陣が決定力を示し、5得点を奪った。
- 一方で守備は2つのオウンゴールと度重なるミスに苦しみ、4失点を許した。
- 勝ち点3を積み上げたことで、イタリアはグループIで2位に浮上し、自動出場枠争いに踏みとどまった。
派手なスコアが目を引く国際ニュースの一戦でしたが、その裏には結果と内容のギャップというサッカーの典型的なテーマが見えます。イタリアがこの薄氷の勝利を、次戦以降の安定した戦いにつなげられるかどうかが、2026年ワールドカップ本大会行きの鍵となりそうです。
Reference(s):
Tonali the hero as Italy survive nine-goal thriller against Israel
cgtn.com








