女子ホッケーアジアカップ:中国が20-0圧勝で3戦全勝、日本とスーパー4へ
女子ホッケーアジアカップ杭州大会で、開催国の中国がチャイニーズ・タイペイ代表を20-0で下し、プールAを3戦全勝で首位通過しました。国際スポーツニュースとしても注目される一戦となりました。
2025年12月8日現在、杭州で行われている今大会は予選ラウンドが佳境を迎えており、中国代表は完璧に近い内容でスーパー4(上位リーグ)進出を決めています。
開始2分で先制、前半だけで12得点
試合の流れを決定づけたのは、立ち上がりの一撃でした。試合開始から2分足らずで、Zhong Jiaqi選手がゴールを決めて先制。ホームの中国代表はここから一気にギアを上げます。
前半は終始、中国がボール支配と攻撃のテンポで上回り、ゴールラッシュに。ハーフタイムの時点でスコアはすでに12-0と、チャイニーズ・タイペイ代表にほとんど反撃の隙を与えない展開となりました。
アリソン・アナン監督率いるチームの完成度
後半に入っても、中国の勢いはまったく衰えませんでした。アリソン・アナン監督が率いる中国代表は、多彩な攻撃パターンと高い運動量を保ち続け、さらに8点を追加。最終的に20-0という大差で試合を締めくくりました。
この勝利により、中国はプールAを3戦3勝の「パーフェクトレコード」で終えたことになります。すでにマレーシア代表、韓国代表にも快勝しており、予選ラウンドで危うい場面はほとんど見られていません。
守備面でも無失点を続けていることは、中国代表の組織力の高さを示しています。前線からのプレッシングと、中盤での素早いボール奪取が機能し、相手にシュートチャンスさえ与えない時間帯が長く続きました。
チャイニーズ・タイペイ代表には苦しい大会
一方、チャイニーズ・タイペイ代表にとっては、厳しいグループステージが続いています。今大会これまでの試合でも大差での敗戦が重なっており、中国戦でも流れをつかむことができませんでした。
それでも、強豪国との対戦を通じて国際舞台での経験値を積むことは、チームにとって長期的な財産になります。スコアだけでは測れない学びや手応えを、どのように次の試合や次の大会につなげていくかが今後の焦点となりそうです。
次の焦点:スーパー4で日本と激突
中国代表は、次のステージとなるスーパー4を水曜夜にスタートし、日本代表との注目の一戦に臨む予定です。スーパー4は、予選プールの上位チーム同士が総当たりで争う上位リーグで、優勝争いの行方を左右する重要な局面です。
3戦全勝、無失点という完璧な形でスーパー4に入る中国代表に対し、日本代表がどう対抗するのかは、日本のホッケーファンにとっても大きな関心事になるでしょう。
日本が警戒したい中国代表の強み
- 試合開始直後から仕掛ける「早い先制攻撃」
- 前線からの激しいプレッシングと、高い位置でのボール奪取
- 試合を通して運動量が落ちない層の厚さと選手層
日本代表にとっては、立ち上がりの10分間をどう耐え、あるいは主導権を握るかが鍵になりそうです。フィールドポジショニングやカウンターの精度が、勢いに乗る中国代表相手にはいっそう重要になります。
アジア女子ホッケーの勢力図に与えるインパクト
今回の20-0というスコアは、単なる大勝にとどまらず、アジア女子ホッケー全体の勢力図にインパクトを与える結果です。開催国としてのプレッシャーを力に変え、ここまで内容も結果も伴った戦いを見せている中国代表は、今大会の優勝候補として存在感を一段と強めました。
一方で、日本や韓国など他の強豪チームにとっても、この結果は自国の戦い方を見直すきっかけになり得ます。アジアの女子ホッケーが全体としてレベルアップしていくプロセスの中で、こうした試合は一つの「基準」として記憶されるかもしれません。
スーパー4での中国対日本の一戦は、スコアだけでなく、両チームがどのような戦術とメンタリティで臨むのかという点でも見どころの多い試合になりそうです。国際ニュースとしても、そして日本語で追うスポーツニュースとしても、要注目のカードです。
Reference(s):
cgtn.com








