AFCチャンピオンズリーグ:Gangwonが上海申花を2-1撃破し初勝利
アジアのクラブサッカー国際大会「AFCチャンピオンズリーグ・エリート」で、韓国のクラブ・Gangwon(カンウォン)が中国スーパーリーグの上海申花(Shanghai Shenhua)を2-1で下し、クラブとして大会初勝利を挙げました。リーグ優勝争いをにらんで主力を温存した上海申花に対し、ホームのGangwonが後半に逆転しています。
上海申花が先制も、後半に形勢逆転
火曜日に行われた一戦。アウェーに乗り込んだ上海申花は、AFCチャンピオンズリーグ・エリートの初戦を迎えました。中国スーパーリーグで優勝争いが激しさを増すなか、上海申花はアジアでの開幕戦に向けて複数の主力選手を休ませて臨みます。
前半23分には、ホームのGangwonがいきなりビッグチャンスを迎えます。ヴィトール・ガブリエルの決定機は、上海申花守備陣とバオ・ヤシオン(Bao Yaxiong)が体を張ってなんとかクリアし、失点を免れました。
押し込まれる時間帯が続いたものの、先にスコアを動かしたのは上海申花でした。前半終了間際、ガオ・ティエンイー(Gao Tianyi)のスルーパスに反応したジョアン・テイシェイラ(Joao Teixeira)が素早くボールを収めて中央へ切り込み、ゴール右上へ鋭いシュート。上海申花が1-0とリードして前半を折り返します。
Gangwonが後半に2ゴール、ACL初勝利
後半に入ると、AFCチャンピオンズリーグに初出場となるホームのGangwonが一気に反撃に出ます。54分、ホン・チョル(Hong Chul)が同点ゴールを決め、スタジアムの雰囲気が一変しました。
その9分後、上海申花が自陣エリア内のクリアにもたついたところを逃さず、グ・ボンチョル(Gu Bon-cheol)がこぼれ球を押し込み、Gangwonが2-1と逆転。ホームのサポーターを大いに沸かせる一撃となりました。
その後、上海申花は交代カードなどで巻き返しを図りましたが、同点ゴールは生まれません。試合はそのまま2-1で終了し、Gangwonがクラブとして初めてのAFCチャンピオンズリーグ勝利を手にしました。
リーグ優勝争いと国際大会、クラブはどうバランスを取るか
今回の試合で目を引いたのは、中国スーパーリーグのタイトルレースが佳境に入るなか、上海申花が数人の主力を温存した点です。アジアの強豪クラブにとって、国内リーグとAFCチャンピオンズリーグの両立は毎シーズンのテーマになっています。
長距離移動や過密日程の中で、どの大会にどれだけ選手とエネルギーを配分するのかは、監督やクラブの長期的な方針を映し出します。今回のようにアウェーゲームでローテーションを行う選択は、リーグ戦を優先する一方で、国際舞台でのリスクも高まります。
アジアクラブの戦略と「差」が見えた一戦
この試合結果は、単なる1勝1敗以上の意味を持ちます。大会初出場のGangwonにとっては、自信を深める歴史的な一歩であり、今後のAFCチャンピオンズリーグ・エリートでの戦い方にも好影響を与えるでしょう。
一方の上海申花にとっては、アウェーの難しさとメンバー選考の難題をあらためて突きつけられた形です。中国スーパーリーグでの勢いを保ちながら、アジアの舞台でどう結果を出していくのか。今後の試合運びや選手起用が注目されます。
アジアのクラブサッカーを追ううえで、こうした一戦はスコアだけでなく、「どの大会をどのように優先したのか」というクラブの戦略を読み解くヒントにもなります。短いハイライト映像だけでは見えにくい背景まで意識して試合を振り返ると、AFCチャンピオンズリーグの見方が一段深まるかもしれません。
Reference(s):
Gangwon beat Shanghai Shenhua 2-1 for first AFC Champions League win
cgtn.com








