チャンピオンズリーグ第2節:リバプール敗戦、チェルシーはベンフィカ撃破
火曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第2節で、リバプールがガラタサライに敗れ、チェルシーはモウリーニョ率いるベンフィカを下しました。欧州サッカーの国際ニュースを、日本語でコンパクトに振り返ります。
ガラタサライ、オシムヘンPKでリバプール撃破
イスタンブールで行われたガラタサライ対リバプールは、ホームのガラタサライが1-0で勝利しました。決勝点となったのは、ビクター・オシムヘンのPKです。
前半16分、ガラタサライが得たPKをオシムヘンが冷静に決め、リバプールの守護神アリソン・ベッカーの手をすり抜ける形でネットを揺らしました。この1点が最後までスコアボードに刻まれる結果となりました。
リバプールは直前のプレミアリーグでクリスタル・パレスに敗れており、これで公式戦2連敗。昨季のチャンピオンズリーグのリーグフェーズで首位通過したイングランド王者にとって、痛い黒星が続いています。
終盤には、イブラヒマ・コナテがペナルティエリア内で倒され、いったんはPKの判定が与えられました。しかし、その後のビデオチェックで主審が判定を取り消し、同点のチャンスは幻に終わりました。
後半にはアリソンが負傷交代を強いられるアクシデントも発生。モハメド・サラーとアレクサンダー・イサクが途中出場で投入されましたが、流れを引き寄せることはできず、リバプールは無得点に終わりました。
チェルシー、モウリーニョ率いるベンフィカを1-0で撃破
ロンドンのスタンフォード・ブリッジでは、チェルシーがベンフィカに1-0で勝利しました。ベンフィカを率いるのは、チェルシーを2度にわたって指揮した経験を持つジョゼ・モウリーニョ。かつてのホームスタジアムへの「帰還」は、苦い結果となりました。
試合を動かしたのは前半18分。チェルシーのアレハンドロ・ガルナチョのクロスに対し、ベンフィカのリチャード・リオスがクリアし損ねてオウンゴール。これが決勝点となり、その後ベンフィカは追いつくことができませんでした。
チェルシーは後半アディショナルタイムに途中出場のジョアン・ペドロが退場処分となり、数的不利の時間帯を過ごしましたが、エンツォ・マレスカ監督の下、集中した守備でリードを守り切りました。開幕戦でバイエルンに敗れたあとだけに、この白星でヨーロッパ戦線の立て直しに手応えを得た形です。
エムバペがカザフスタンでハットトリック
今節のチャンピオンズリーグでは、レアル・マドリードのキリアン・エムバペも存在感を示しました。カザフスタンでのアウェーゲームでハットトリックを達成し、ヨーロッパ屈指のスターとしての決定力を改めて見せています。
長距離移動を伴う試合でのパフォーマンスは、選手のコンディション管理やチームの層の厚さが問われますが、エムバペはそのハードルをものともせず、試合を決定づける活躍を見せました。
トッテナムはドロー、バイエルンなど強豪は大勝
その他の試合では、トッテナム・ホットスパーがボデ/グリムトを相手に、ビハインドから追いついて引き分けに持ち込みました。内容としては難しい展開ながら、勝ち点1を拾った形です。
一方で、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリード、マルセイユ、インテル・ミラノといったヨーロッパの強豪クラブは、それぞれ大勝を収めました。リーグフェーズ序盤でしっかりと得点を重ね、大量得失点差で優位に立とうとする姿勢がうかがえます。
序盤のつまずきが意味するもの
リーグフェーズ第2節を終え、リバプールのように実力のあるクラブが序盤でつまずくケースも見られます。リーグ形式では、1試合ごとの重みが従来より分散しているように見えつつも、連敗が続けば心理的なプレッシャーは一気に高まります。
リバプールは、この敗戦を受けて、続くチェルシーとのアウェー戦で立て直しを図る必要に迫られました。チャンピオンズリーグでの結果が、国内リーグでの戦い方や選手起用にどのような影響を与えるのかも注目ポイントです。
一方、チェルシーはベンフィカ戦の勝利で勢いを取り戻しつつあります。監督の古巣対決という話題性だけでなく、内容と結果の両方で自信を深められるかどうかが、今後のヨーロッパでの戦い方を左右しそうです。
私たちが見るべき視点
今節の結果から浮かび上がるのは、次のようなポイントです。
- リバプールのような強豪でも、短期間での連敗がメンタル面と戦術面の両方に影響しうること
- チェルシーのように、開幕黒星から早めに立て直せるかどうかが、シーズン全体の流れを左右すること
- エムバペのハットトリックに象徴されるように、個の力が試合の流れを変える局面が依然として多いこと
チャンピオンズリーグは、単なる「強いクラブが勝つ大会」ではなく、チームの再構築、監督の哲学、選手のコンディション管理など、現代サッカーの縮図とも言える舞台です。今回の結果を入り口に、次節以降も「どのチームが、どのように修正してくるのか」という視点で見ていくと、試合がより立体的に見えてくるはずです。
Reference(s):
Liverpool lose to Galatasaray in UCL, Chelsea beat Mourinho's Benfica
cgtn.com








