武漢オープン開幕戦:袁悦が接戦制す、内島萌夏は王欣瑜を撃破
女子テニスのWTA武漢オープンでシングルス本戦が始まり、中国の袁悦がタイブレーク2本の接戦を制して大会初戦を白星で飾りました。一方、日本の内島萌夏は中国の王欣瑜を破り、本戦初戦をストレート勝ちで突破しています。
袁悦、2つのタイブレークを制して2回戦へ
中国の袁悦は、イタリアのルチア・ブロンゼッティとの初戦に臨み、7-6(2)、7-6(1)のストレートで勝利しました。世界ランキング69位の袁は、武漢オープン初戦から粘り強さを発揮しました。
試合は2時間21分におよぶ長丁場となり、ラリーが何度も続くタフな展開でした。第1、第2セットともにタイブレークにもつれ込む拮抗した内容でしたが、要所で主導権を握った袁がいずれも制し、ストレート勝ちを収めました。
袁は次戦で、第7シードのジャスミン・パオリーニと対戦します。初戦での粘り勝ちを、上位シード選手との対戦にもつなげられるかが注目されます。
内島萌夏、中国の王欣瑜にストレート勝利
日本の内島萌夏は、本戦1回戦で中国の王欣瑜と対戦し、6-4、7-6(6)で勝利しました。予選から勝ち上がってきた内島は、その勢いを本戦でも維持しています。
予選から続く勢い
内島は予選で、アレクサンドラ・エアラと、中国の王曦雨という2人の選手を破って本戦入りを決めていました。すでに中国勢を相手に結果を出していたこともあり、王欣瑜との試合でも自信を持ってプレーできたといえます。
本戦では第1セットを6-4で先取すると、第2セットではタイブレークにもつれる接戦を7-6(6)で取り切り、ストレートでの勝利をつかみました。
王欣瑜「自分との戦いになってしまった」
敗れた王欣瑜は、第2セットで5-3とリードされながら6-5と逆転に成功しつつも、最後は追い付かれてタイブレークを落としました。試合後には涙を見せながら、今回の中国での大会シリーズについて心境を語っています。
王は「今回の中国シリーズは、想像していた以上に厳しいものになっています。特にメンタルの面でそう感じます。これまで経験したことのない種類の問題に直面しました。技術的な課題だけでなく、コート上で相手がかけてくるプレッシャーもあります。自分で余計な問題をつくってしまうことが多く、気づけば自分自身との戦いになってしまうのです」と話し、精神面の難しさを率直に明かしました。
結果だけを見れば接戦の末の惜敗ですが、王の言葉からは、中国で続く大会に臨む選手たちのプレッシャーの大きさもうかがえます。
アレクサンドロワとタウソンも快勝
同じく武漢オープンでは、他の注目選手も順当に勝ち上がっています。ロシアのエカテリーナ・アレクサンドロワは、カナダのビクトリア・ムボコに6-3、6-2とストレートで快勝しました。
また、デンマークの第10シード、クララ・タウソンは、セルビアのオルガ・ダニロビッチを6-3、7-5で下しています。いずれの試合もストレート決着となり、実力者たちが危なげなく初戦を突破した形です。
武漢オープン序盤戦が映し出すもの
袁悦の粘り勝ち、内島萌夏のストレート勝利、そして王欣瑜の涙のコメント。武漢オープン序盤戦では、スコア以上に、選手たちのメンタルやコンディションが結果に大きく影響していることが見えてきます。
長いラリーが続く試合や、タイブレークにもつれ込む接戦では、技術だけでなく、集中力や気持ちの切り替えが勝敗を分けます。今後のラウンドでも、こうしたメンタル面での戦いが、スコアにどう表れてくるのか注目したいところです。
Reference(s):
Yuan Yue wins opener in Wuhan, Wang Xinyu suffers early exit
cgtn.com








