シナーがアルカラス撃破 賞金600万ドルのSix Kings Slam優勝
テニスのエキシビション大会「Six Kings Slam」がサウジアラビア・リヤドで開催され、イタリアのヤニク・シナーがスペインのカルロス・アルカラスを破り、テニス史上最高額となる優勝賞金600万ドルを手にしました。
ランキングポイントは付かない大会でしたが、世界トップ同士のライバル対決と破格の賞金が重なり、2025年シーズン終盤の注目イベントとなりました。
この記事のポイント
- リヤド開催のエキシビション「Six Kings Slam」でシナーがアルカラスにストレート勝ち
- 出場6選手には最低150万ドルが保証され、優勝者は合計600万ドルを獲得
- 先月の全米オープンでアルカラスに敗れていたシナーにとって、連敗ストップと自信回復の一勝に
リヤドで開催されたSix Kings Slamとは
Six Kings Slamは、サウジアラビアの首都リヤドで行われたテニスのエキシビション(公式ランキングには影響しないイベント)です。今回の大会には、男子テニスを代表する6人のトップ選手が招待されました。
出場したのは次の6選手です。
- ヤニク・シナー(イタリア)
- カルロス・アルカラス(スペイン)
- アレクサンダー・ズベレフ
- ノバク・ジョコビッチ
- テイラー・フリッツ
- ステファノス・チチパス
6人全員に参加保証金として150万ドルが支払われ、そのうえで優勝者には合計600万ドルが与えられるという、テニス史上でも例のない高額賞金の設定となりました。
決勝:インドアコートでシナーが主導権
大会はインドアコートで行われ、このコートの速いサーフェスは、シナーのクイックで攻撃的なプレースタイルに有利に働いたとされます。
決勝でシナーはアルカラスを6-2、6-4のストレートで下し、リヤドで2年連続となる勝利を挙げました。前回大会に続き、今回も決勝でアルカラスを退けたことで、Six Kings Slamでは2年連続でタイトルを手にした形です。
USオープンの雪辱と、途切れた連敗
シナーとアルカラスのライバル関係は、2025年シーズンを象徴するテーマの一つとなっています。先月の全米オープン(US Open)では、アルカラスがシナーを破って優勝し、世界ランキング1位の座を取り戻しました。
その後もシナーの黒星が続いていただけに、今回のリヤドでの勝利は「連敗ストップ」となる一戦でした。ランキングポイントこそ付かないものの、本人にとっては大きな意味を持つ一勝といえます。
史上最高額600万ドルのインパクト
このSix Kings Slamの特徴は、なんといっても優勝者に与えられる600万ドルという賞金です。これはテニスの大会としては史上最高額の優勝賞金とされています。
さらに、出場した6選手全員に150万ドルが保証されており、1試合ごとの勝敗だけでなく、「この舞台に立つこと」そのものに大きな価値が設定されていることが分かります。
ランキングポイントが得られないエキシビションであっても、選手たちにとっては「高い報酬」と「トップ同士の真剣勝負」を両立できる場として、今後の位置づけが注目されそうです。
ATPファイナルに向けた大きな弾み
24歳のシナーにとって、この600万ドルはキャリア最大の「ビッグ・ペイデー(大収入)」となりました。同時に、強力なライバルであるアルカラスへの苦手意識を和らげる一勝にもなっています。
シナーは、来月トリノで予定されているATPファイナルに向けて、このリヤドでの内容と結果から大きな自信を得た形です。シーズン終盤のビッグイベントに向けて、再びシナー対アルカラスの対決が実現するのか、注目が高まりそうです。
エキシビションから見える「次世代」ライバル物語
Six Kings Slamはエキシビション大会でありながら、今回は史上最高額の賞金と、シナーとアルカラスという次世代の中心選手同士の対決が重なり、通常のツアー大会にも匹敵する緊張感のある一戦となりました。
USオープンでの雪辱を果たし、連敗を止めて自信を取り戻したシナー。一方で、世界1位としてシーズンを牽引するアルカラス。リヤドの600万ドルマッチは、二人のライバル物語の新たな章として、今後もたびたび振り返られることになりそうです。
Reference(s):
Sinner beats Alcaraz again to win $6 million Six Kings Slam in Riyadh
cgtn.com








