世界体操ジャカルタで中国のZhang Qingyingが個人総合銅メダル
ジャカルタで開かれているFIG体操世界選手権の女子個人総合で、中国のZhang Qingying選手が銅メダルを獲得しました。中国としては6年ぶりの世界選手権個人総合の表彰台で、その復活を印象づける結果です。
この記事のポイント
- 女子個人総合で中国のZhang Qingying選手が銅メダル
- 中国勢の個人総合メダルは世界選手権で6年ぶり
- 予選4位から安定した演技と他選手のミスで浮上
- 床運動では中国の伝統的なスタイルの構成で観客を魅了
世界体操ジャカルタで、中国が個人総合の表彰台に復帰
女子体操の国際大会であるFIG体操世界選手権がジャカルタで行われ、その女子個人総合決勝で中国のZhang Qingying選手が銅メダルを獲得しました。これは彼女自身にとって初めての世界選手権での個人メダルであり、中国にとっても女子個人総合で6年ぶりとなるメダルです。
個人総合は、跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目の合計得点で争われる種目です。全身のバランス、技の難度、安定感がすべて問われるため、女子体操の総合力を測る舞台とされています。
予選4位から、ミスの少ない演技で順位を上げる
決勝は、予選を勝ち抜いた6人の選手が跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの順に回る形式で行われました。予選4位だったZhang選手は、最初の跳馬で安定した着地を見せ、決勝のスタートから落ち着いた滑り出しとなりました。
一方で、ライバルたちには思わぬミスが出ました。日本のAiko Sugihara選手やアメリカの10代の選手Dulcy Caylor選手が、ともに段違い平行棒で落下するなど、痛いミスが続きます。この間に、Zhang選手はクリーンな段違い平行棒の演技を決め、順位を一気に2位まで押し上げました。
緊張の平均台と、勝負を決めた中国スタイルのゆか
女子体操で鬼門とも言われる平均台では、多くの選手が緊張からバランスを崩します。Zhang選手もプレッシャーのかかる場面でしたが、大きな崩れなくまとめきり、一時はトップに立つ場面もありました。
最後の種目となったゆか運動では、中国の伝統的な雰囲気を取り入れた構成を選択。観客と審判を引き込む演技を見せ、合計54.633点をマークしました。このスコアでZhang選手は銅メダルを確定させ、中国を再び世界の個人総合表彰台へと押し上げました。
金はMelnikova選手、銀はWong選手
ジャカルタの女子個人総合決勝は、世界トップレベルの選手が集うハイレベルな戦いとなりました。ロシアのオリンピックチャンピオンAngelina Melnikova選手が金メダル、アメリカのLeanne Wong選手が銀メダルを獲得しています。その中で、Zhang選手が堂々と銅メダルに食い込んだことは、中国にとって大きな意味を持ちます。
新しいサイクル、新しいスタート
競技後、Zhang選手はインタビューで、6年ぶりに中国として個人総合の表彰台に戻ってきたことについて、次のように話しました。
「中国として6年ぶりに個人総合で表彰台に立てて、とても光栄でうれしいです。新しいサイクル、新しいスタートだと思います。これからも努力を続け、もっと自信をつけていきたいです」とZhang選手は語りました。
6年ぶりの復帰を告げるこの銅メダルは、中国女子体操の今後を占う象徴的な一歩と言えそうです。新たなサイクルのスタートラインに立ったZhang選手と中国チームが、今後どのような歩みを見せるのかに注目が集まります。
Reference(s):
Zhang lands all-round bronze to put China back on world podium
cgtn.com








