LoL世界選手権2025 TES・Hang「ファンの期待が勝利への原動力」 video poster
先日行われたリーグ・オブ・レジェンド(LoL)シーズン15世界選手権2025の準決勝で、TESはT1に敗れ、ノックアウトステージ準決勝で大会を去りました。試合後、CGTN DigitalのLi Yimei記者がTESのサポート選手Hang(Fu Minghang)にインタビューし、チームの出来や戦術面、メンタルの調整、地域ごとのスタイルの違いについて率直な言葉を引き出しました。
本記事では、そのインタビューの要点と、プロeスポーツ選手としてのマインドセットを日本語で分かりやすく整理します。
この記事のポイント
- TESは世界選手権シーズン15の準決勝でT1に敗れ、2025年大会を終えた
- サポートのHangは、チームのパフォーマンスや戦術遂行、メンタル面を率直に振り返った
- ファンの応援と批判を「期待」として受け止め、それを前に進む力にしていると語った
- 次に世界選手権の舞台に立つ機会があれば、自らを証明し、優勝の夢をかなえたいと決意を示した
敗戦直後に見せた冷静な自己評価
Hangは試合直後のインタビューにもかかわらず、感情的になるのではなく、チームのパフォーマンスを落ち着いて振り返りました。特に、用意してきた戦術を実戦でどこまで正確に遂行できたかという点に焦点を当てたのが印象的です。
彼は、チームとしての動きや連携にまだ改善の余地があることを認めつつも、世界選手権のノックアウトステージ準決勝まで到達した経験は、今後への大きな財産になるという姿勢を示しました。
また、地域ごとのプレースタイルの違いにも言及し、異なるスタイルにどう適応し、どう対策を準備していくかが、今後の課題であり成長のチャンスだと語りました。
ファンの「批判を含む応援」が原動力に
インタビューの中で、多くの人の心に残ったのが、ファンの存在についての言葉です。
Hangは、ファンの応援はときに厳しい批判を伴うことがあるとしたうえで、その期待が自分を前に進ませる力になっていると話しました。高いレベルで戦うプロ選手ほど、結果を求める声にさらされますが、彼はそれをプレッシャーではなく、成長のための原動力として受け止めています。
ファンに結果を求められているという感覚があるからこそ、次こそはもっと良いプレーを見せたいという思いが、日々の練習や試合で自分を突き動かしているといえます。
次に世界の舞台に立つときは「証明」の場に
Hangは、もし再び世界選手権の舞台に立つ機会が与えられるなら、そのときこそ自分を証明し、優勝という夢をかなえたいと語りました。
今回の準決勝敗退は、彼にとって悔しさの残る結果である一方で、課題が明確になった大会でもあります。戦術遂行の精度、メンタルの安定、異なる地域とのスタイル差への対応――その一つひとつを埋めていくことが、次の挑戦への道筋になります。
私たちができる「応援」のかたち
eスポーツシーンを国際ニュースとして追いかける私たちにとっても、今回のインタビューは考えさせられる内容でした。SNSが当たり前になった今、選手は世界中からの応援と同時に、厳しい言葉にも日常的にさらされています。
Hangのように、それを前進するエネルギーに変えられる選手もいれば、重圧に苦しむ選手もいます。だからこそ、ファンとしてできることは、批判をしないことではなく、批判するときも相手への敬意を忘れないことだといえます。
世界のトップで戦う選手のメンタルや言葉に耳を傾けることは、単なるeスポーツニュースを超えて、私たち自身の働き方やプレッシャーとの向き合い方を見直すきっかけにもなります。
おわりに
TESのHangが見せたのは、敗戦直後でも他人のせいにせず、自分たちの戦い方と真摯に向き合う姿勢と、ファンの厳しい声も力に変えようとする前向きさでした。2025年の世界選手権は彼にとって通過点にすぎません。次に世界のステージに戻ってきたとき、どんな成長を遂げているのか。今からその瞬間を待ちたいと思います。
Reference(s):
cgtn.com








