スヌーカーUK選手権:Ding JunhuiがXu Siを下し16強入り、中国勢対決制す
スヌーカーのUK Championship(英選手権)で、中国のDing Junhuiが同じ中国のXu Siとの接戦を6-4で制し、16強に進出しました。別のテーブルでは、現世界チャンピオンのZhao XintongもLong Zehuangを6-1で下し、中国勢の存在感が際立つ一日となりました。
Ding Junhui、同国対決を制し16強へ
イングランド・ヨークで行われたUK Championship本戦の一戦で、世界ランキング8位の中国のDing Junhuiは、序盤から持ち前のブレーク力を発揮しました。第1フレームでいきなり127点のセンチュリーブレーク(100点以上のブレーク)を叩き出し、試合の主導権を握ります。
第2フレームこそXu Siに奪われて1-1のタイに追いつかれたものの、その後は再びギアを上げ、インターバルまでに3-1とリードを広げました。
再開後、Xuが粘りを見せて3-3に追いつき、試合は振り出しに戻ります。しかしここでDingが再び爆発。第7フレームで92点、第8フレームでこの日2本目となる109点のセンチュリーを決め、5-3と一気に突き放しました。
Xuも第9フレームを取り返して5-4と迫りましたが、第10フレームでDingがきっちり締め、最終的に6-4で勝利。これで16強入りを決め、次戦ではスコットランドのScott Donaldsonと対戦します。
Zhao XintongはLong Zehuangに圧勝
別テーブルでは、現世界チャンピオンのZhao XintongがLong Zehuangを相手に圧巻のパフォーマンスを披露しました。第1フレームで107点のブレークを決めて試合をスタートさせると、そのまま5-0と一方的な展開に持ち込みます。
第6フレームではLongが60点のブレークで一矢報い、ストレート負けを回避しましたが、Zhaoは続くフレームで72点をマークして6-1で勝利。準々決勝進出を懸けて、中国のZhang Andaとの同国対決に臨みます。
UK Championshipで存在感を示す中国勢
Ding Junhui、Xu Si、Zhao Xintong、Long Zehuang、Zhang Andaと、この日の試合だけでも複数の中国選手が登場し、16強や準々決勝行きを争いました。メジャータイトルであるUK Championshipの舞台で、中国勢同士の対決がこれだけ多く組まれていること自体、現在のスヌーカー界における中国選手の層の厚さを物語っていると言えます。
一方で、同じ国や地域の選手同士が早いラウンドで当たると、どちらかが必ずトーナメントから姿を消すことになります。国際大会での同国対決は、選手にとっては複雑な感情を伴う舞台ですが、観客にとってはお互いのスタイルを熟知した者同士の高度な駆け引きを楽しめるカードでもあります。
今後の見どころ
- Ding JunhuiがScott Donaldson相手に、今回見せたような高得点ブレークを再現できるか
- Zhao XintongとZhang Andaの中国勢対決が、どちらのペースで進むのか
- センチュリーブレークがどこまで増えるのかという、トーナメント全体でのハイレベルな攻防
スヌーカーはルールがやや複雑に見えますが、「1フレームごとの点取り合戦」として眺めると、その駆け引きや集中力の高さが見えてきます。DingやZhaoのようなトップ選手のプレーをきっかけに、UK Championship全体の戦いにも注目してみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
Ding beats Xu in all-Chinese clash to reach last 16 at UK Championship
cgtn.com








