2026年W杯抽選結果 ワシントン発・初の48チーム制の焦点
2026年FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会が米ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われ、史上初の48チーム制となる大会の全体像が見えてきました。開催国3カ国や優勝候補、スター選手同士の激突など、国際サッカーニュースとして見どころの多い抽選結果となっています。
初の48チーム制、12グループで争う2026年大会
2026年のFIFAワールドカップは、従来の32チームから拡大した初の48チーム制の大会です。抽選の結果、大会は4チームずつ計12グループに分かれてスタートすることになりました。
抽選会の冒頭では、共同開催国であるアメリカ、カナダ、メキシコのトップがそれぞれ自国のボールを手にし、歴史的大会の開幕に向けた象徴的なシーンとなりました。
開幕戦はメキシコ対南アフリカ 来年6月11日キックオフ
最大の注目のひとつが開幕カードです。大会は来年6月11日に開幕し、メキシコが自国を代表してアステカ・スタジアムで南アフリカと対戦します。アステカは1970年と1986年の決勝戦が行われた象徴的な会場であり、そのピッチで再びワールドカップの幕が上がることになります。
共同開催国3カ国の組み合わせ
カナダ:イタリア合流の可能性もあるタフなグループB
カナダはグループBに入りました。同組にはスイスとカタールが入り、さらにプレーオフを経てイタリアが加わる可能性もあります。ヨーロッパ勢と中東勢に加え、伝統と実力を兼ね備えたイタリアが加われば、グループBは厳しい戦いが予想される組み合わせです。
アメリカ:パラグアイ、オーストラリアらとの「理想的」とも言える組
アメリカは、パラグアイ、オーストラリア、そしてプレーオフ勝者と同居するグループに入りました。開催国としての地の利に加え、極端な強豪が集中した印象は薄く、アメリカにとっては比較的バランスの取れた「悪くない抽選結果」と見る向きもありそうです。
王者アルゼンチンとブラジルの行方
ブラジル:モロッコと同居、楽ではないグループ
ワールドカップ最多5度の優勝を誇るブラジルは、モロッコ、ハイチ、スコットランドと同じグループに入りました。モロッコは2022年大会でベスト4入りを果たしたアフリカの強豪であり、ブラジルにとっても油断できない相手です。
ハイチやスコットランドも、それぞれ独自のカラーを持つチームであり、このグループはブラジルが本命でありながらも波乱要素を含んだ構図と言えます。
アルゼンチン:守る王者にとっては見通しの立ちやすい組合せか
ディフェンディングチャンピオンであるアルゼンチンは、アルジェリア、オーストリア、ヨルダンと同じグループに入りました。スタイルも地域も異なる相手が並び、多様なサッカー文化がぶつかる組み合わせです。
一方で、アルゼンチンは実績と個の力で他国を上回ると見る見方も多く、王者として安定したグループ突破が期待される配置とも言えます。
スター同士の激突:エムバペ対ハーランド
グループI:フランス、ノルウェー、セネガルが同居
グループIでは、フランスのキリアン・エムバペとノルウェーのアーリング・ハーランドという現代サッカーを代表するストライカー2人が同組となりました。グループステージから、世界的スターの直接対決が実現します。
さらに、アフリカ屈指の強豪であるセネガルも同居し、このグループは大会屈指の「力のぶつかり合い」となりそうです。少なくとも3チームが決勝トーナメント進出を狙えるだけの実力を持っていると考えられ、毎試合がハイレベルな攻防になることが予想されます。
グループL:イングランドとクロアチアが同じ山に
グループLでは、優勝候補の一角に挙げられるイングランドと、近年の大会で存在感を示してきたクロアチアが同じグループに入りました。両チームとも大舞台での経験が豊富であり、この組み合わせはグループステージ屈指の注目カードを生みそうです。
厳しい戦いが予想されるガーナとパナマ
今回の抽選では、ガーナとパナマにとっては厳しい戦いになるとの見方も出ています。両国とも、グループ内の相手関係から見て、決勝トーナメント進出までのハードルが高いと予想されています。
ただし、ワールドカップでは番狂わせがつきものです。下馬評では不利とされるチームが一体感と勢いでグループをかき回すのも、国際大会の醍醐味と言えます。
2026年に向けて:これから半年あまりの視点
開幕までおよそ半年となるなか、各国代表はメンバー選考や戦術の成熟度を高めながら本大会に向かっていきます。今回の抽選結果を受けて、各国の準備の方向性や強化試合の組み方にも影響が出てきそうです。
国際ニュースとして見れば、2026年FIFAワールドカップは、48チーム制・3カ国共催・スター選手同士の対決という複数の要素が重なる大規模イベントです。開催国3カ国の躍進、ブラジルとアルゼンチンの王道サッカー、エムバペ対ハーランドの行方、そしてガーナやパナマのような挑戦者の戦い方など、視点次第でいくつもの物語が生まれます。
来年のキックオフまでに、自分はどの国・どのグループに注目するのか。今回の抽選結果は、そんな問いかけを世界中のサッカーファンに投げかけているようです。
Reference(s):
cgtn.com








