レアル9人でホーム敗戦 セルタに0-2、首位バルサと勝ち点差4
レアル、ホームでまさかの9人敗戦
スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)で、レアル・マドリードが本拠地サンティアゴ・ベルナベウでセルタ・ビゴに0-2で敗れました。フラン・ガルシアとアルバロ・カレラスが退場し、試合終盤は9人での戦いを強いられました。
スウェドベリが後半に2発、バルサは首位固め
セルタのウィリオット・スウェドベリが後半に2ゴールを決め、試合を決定づけました。この結果、レアルは今季リーグ戦2敗目。勝ち点を伸ばせず、首位バルセロナとの勝ち点差は4に開きました。レアルは依然として2位を維持していますが、優勝争いに向けて痛い黒星となりました。
ホーム復帰戦でのつまずき、9人+負傷離脱
レアルにとってこの試合は、サンティアゴ・ベルナベウで開催されたNFLの一戦の影響で、6試合連続アウェーを強いられた後の久々のホームゲームでした。しかし、待望のホーム復帰戦は苦いものに終わります。
守備の要エデル・ミリトンが負傷でピッチを後にし、さらに2枚のレッドカードで数的不利に。チームは最後までリズムを取り戻せず、サポーターの前で勝ち点を落とす結果となりました。これでリーグ戦直近5試合の成績はわずか1勝と、内容・結果ともに波に乗り切れない状況が続いています。
シャビ・アロンソ監督「早く切り替えないと」
試合後、シャビ・アロンソ監督は「早くページを切り替えないといけない。失ったのは勝ち点3にすぎない」と強調しました。さらに、「この口の中の悪い味を消すためにも、水曜のマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグでリアクションを示したい」と、次戦となる欧州チャンピオンズリーグ(CL)での巻き返しを誓いました。
リーグ戦での不調を、CLという大舞台でどうリセットできるか。選手のメンタル面も含め、短期間での立て直しが問われます。
セルタは「試合をよく読んだ」価値ある勝利
一方、敵地で貴重な勝利をつかんだセルタ側には手応えが広がっています。フォワードのボルハ・イグレシアスは、試合後のインタビューで「本当にすごい試合だった。僕たちは試合をよく読めたし、決定機では少し運もあった。それでもボールを持ち、相手陣内でプレーし続けた」と振り返りました。
豊富な個の力を誇るレアル相手に、戦術面と集中力で上回った形です。リーグ上位クラブにとっても、今季のラ・リーガが決して「順当」には進まないことを示す一戦となりました。
CLマンチェスター・シティ戦への影響は
レアルは数日後に控えるCLでのマンチェスター・シティ戦を前に、守備陣のコンディションとメンタルの立て直しが急務となります。ミリトンの状態次第では、守備の組み合わせを再構築せざるを得ません。
一方で、アロンソ監督が強調したように、リーグ戦の敗戦はあくまで勝ち点3を落としたに過ぎません。短いスパンで気持ちを切り替え、強豪シティ相手にどのようなリアクションを見せるかが、今季の流れを占う試金石になりそうです。
エスパニョールは3連勝で5位浮上
同じ節のもう一試合では、エスパニョールがラージョ・バジェカノに1-0で勝利し、リーグ戦3連勝を達成しました。前半にロベルト・フェルナンデスがPKを決め、それが決勝点となりました。
この結果、エスパニョールは5位に浮上。4位アトレティコ・マドリードとは勝ち点4差ですが、消化試合数は1試合少ない状況です。欧州カップ出場権争いに本格的に絡んでいく可能性が高まっています。
タイトル争いと中位勢の台頭――今季ラ・リーガの見どころ
今回のレアルの敗戦とエスパニョールの躍進は、今季のラ・リーガが一層読みづらいリーグになっていることを象徴しています。首位バルセロナが一歩抜け出しつつある一方で、2位以下は調子の波や負傷者の影響を大きく受けています。
- レアル:内容も結果も安定せず、CLとリーグの両立が課題
- セルタ:上位勢相手の金星で、自信と勢いを獲得
- エスパニョール:堅実な戦いで欧州カップ圏内をうかがう
タイトル争いの行方に加え、中位から上位への「サプライズ枠」がどこになるのか。スペインサッカーの行方は、これからの数試合で大きく形を変えるかもしれません。
Reference(s):
Two players sent off for Real Madrid in shock home loss to Celta Vigo
cgtn.com








