B‑Girl Royal郭蒲が世界制覇 中国勢初のWDSF世界ブレイキン王者に
2025年12月14日現在、ブレイキン(Breaking)の国際大会で大きな話題になっているのが、郭蒲(グオ・プー、ステージネーム:B‑Girl Royal)の快挙です。日本の福岡市で土曜日に行われたWDSF World Breaking Championships(世界選手権)で優勝し、中国勢として初めての世界タイトルを獲得しました。
福岡の舞台で「唯一の中国人選手」から頂点へ
今回の大会で郭蒲は、出場した中国人女子選手の中で唯一の存在でした。開催地が日本ということもあり、トーナメントはホスト国の選手層が厚い構図。その中で郭蒲は、予選(preliminaries)を2位で通過すると、勝ち上がりを重ねてベスト8へ。ベスト8の顔ぶれは日本勢5人を中心とした構成で、郭蒲は「最後まで残った中国のブレイカー」でもありました。
準々決勝から決勝まで、日本勢を連破
勝負どころの準々決勝以降、郭蒲は日本の強豪と立て続けに対戦します。
- 準々決勝:中村彩音(B‑Girl Ayane)に2-1で競り勝ち
- 準決勝:山田ひよ(B‑Girl Hiyo)に3-0で勝利
僅差の試合をものにする冷静さと、次戦では一気に流れをつかむ強さ。トーナメント後半に向かうほど、存在感が増していった形です。
決勝は17歳 vs 42歳 世代を超えた金メダル争い
金メダルをかけた決勝の相手は、42歳の福島あゆみ(B‑Girl Ayumi)。17歳の郭蒲との対戦は、世代のコントラストが際立つカードになりました。
郭蒲は動揺を見せず、爆発力のあるパワームーブと、密度の高い制御されたフットワークを織り交ぜ、構成面でも主導権を握ります。結果として、決勝の舞台で自分の踊りを貫き、世界タイトルをつかみ取りました。銅メダルはリトアニアのドミニカ・バネビッチ(B‑Girl Nicka)でした。
「銀」から「金」へ——中国勢の世界選手権成績を書き換える
郭蒲の優勝は、個人の達成にとどまりません。世界選手権における中国勢の最高成績は、これまで劉清怡(B‑Girl 671)が2022年と2024年に獲得した銀メダルでした。
その「あと一歩」を、10代の新星が福岡で越えた——。今回の結果は、中国のブレイキン史における節目として記録されることになりそうです。
Reference(s):
Guo Pu claims China's first-ever title at World Breaking Championships
cgtn.com








