CBA総括:広東が広州に接戦勝利、上海は江蘇を一歩上回る
中国本土のプロバスケットボールリーグCBAで2025年12月19日(金)、ライバル対決を制した広東の「総力」と、上海の「バランス攻撃」が印象的な2試合が行われました。
広東 97-94 広州:個の爆発を“総力”で上回る
広東サザンタイガースは、広州ルーングライオンズとの同都市ライバル対決を97-94で競り勝ちました。広州はリンデル・ウィギントンが25得点で存在感を放ちましたが、広東は二桁得点が5人という厚みで最後に上回りました。
試合のポイント
- 広州はウィギントンの得点力が軸。一方、広東は複数選手が得点を分担。
- 広東は第4クォーターに抜け出し、最大10点差の余裕を作りました。
- 終盤、広州の邵維運(シャオ・ウェイユン)がコーナー3を沈めて緊迫感は増したものの、流れをひっくり返すには至りませんでした。
主な得点(記事内情報)
- 広州:ウィギントン 25得点
- 広東:徐傑(シュー・ジエ)17得点、ジャレッド・サリンジャー 17得点
“一人が支配する時間”と“全員で積み上げる時間”がぶつかった試合で、最後に効いたのは広東の選択肢の多さでした。
上海 101-89 江蘇:5人が二桁、整ったチーム勝利
上海シャークスは江蘇ドラゴンズを101-89で下しました。ブランドン・グッドウィンが25得点でけん引しつつ、上海は二桁得点が5人に到達。特定の選手に偏りすぎない、完成度の高い“バランス型”の勝ち方が目立ちました。
一方の江蘇は「新星の輝き」と「チームの苦戦」が同居
江蘇はルーキーの龐正林(パン・ジェンリン)が、この日ゲームハイの32得点。CBA出場わずか3試合目で強烈な印象を残しましたが、チームとしては3連敗となりました。
今日の2試合が示したもの:勝ち筋は「一枚岩」か「一点突破」か
この日の結果は、同じバスケットボールでも勝ち方の設計図が分かれることを静かに映します。広東と上海はいずれも複数の得点源を確保し、試合の終盤に“相手の対応が追いつかない状態”を作りました。対して広州と江蘇は、個の輝きが際立つ場面を作りながらも、最後の数分で必要な一手が足りない展開になりました。
今季のCBAは、スターの爆発力が勝敗を左右する日もあれば、選択肢の多さがじわりと効く日もあります。12月19日の2試合は、その対比が分かりやすく表れた一日でした。
Reference(s):
CBA roundup: Guangdong edges Guangzhou, Shanghai routs Jiangsu
cgtn.com








