CBAで延長戦2試合:新疆が福建に111-108、トライス41点も届かず
中国男子プロバスケットボールリーグ(CBA)で2026年1月4日、延長戦までもつれた接戦が相次ぎました。新疆フライングタイガースは敵地で福建スタージョンズを111-108で下し、広州ルーングライオンズも天津パイオニアーズに108-106で競り勝っています。
新疆が福建を延長で振り切る:主役はトライス、勝者は新疆
福建のトラビス・トライスは41得点・12アシストと、この日のゲームハイを記録。第2クオーターにはその存在感で福建が7点差をつける場面もあり、ホームの空気を一気に温めました。
新疆は、劉偉ヘッドコーチが私的理由で不在となり、康俊秀アシスタントコーチが指揮を執る難しい状況。それでも後半は斉麟(チー・リン)が攻撃の軸となり、第3~第4クオーターで得点を重ねました。
ただ、斉麟は第4クオーター終盤に足首を捻挫して退場。チーム最多の26得点を残しながら、勝負どころでベンチに下がることになります。すると福建は流れを逃さず、終盤にトライスがジャンパーを沈めて102-102に追いつき、試合は延長へ入りました。
延長戦で新疆を押し上げたのはエルフラット・モヘタネルとアブドゥサラム・アブドゥレシト。2人で合計30得点を稼ぎ、延長だけでも合計9得点を挙げて、最後の攻防を制しました。
この試合のポイント(数字で整理)
- 新疆 111-108 福建(延長)
- トラビス・トライス:41得点、12アシスト
- 斉麟:26得点(第4Q終盤に足首捻挫で退場)
- モヘタネル&アブドゥレシト:合計30得点(延長で合計9得点)
もう一つの延長戦:広州が天津に108-106、接戦を連勝で締める
同じく延長にもつれた一戦では、広州が天津に108-106で勝利。序盤は李祥波のダンクなどで広州が先行し、天津はジャビオン・ハムレットが第3クオーターだけで16得点(計20得点)を挙げて追撃します。
第3クオーター終了時点で天津は10点ビハインド。それでも第4クオーターに林庭謙(リン・ティンチェン)が15得点(計30得点)を叩き出し、試合を延長へ運びました。
延長戦ではリンデル・ウィギントンが勝負強さを発揮。チーム最多26得点のうち15得点を延長で稼ぎ、終盤には勝負を決めるフリースロー2本を沈めて、広州の2連勝を確定させました。
この試合のポイント(数字で整理)
- 広州 108-106 天津(延長)
- 林庭謙:30得点(第4Qに15得点)
- ウィギントン:26得点(延長に15得点、決勝FT)
- ハムレット:20得点(第3Qに16得点)
延長戦が続いた夜に見えたもの:決め切る「最後の1本」
2試合に共通していたのは、勝敗が「終盤の1本」に強く左右されたことです。福建はトライスの同点弾で延長に持ち込み、天津も林庭謙の爆発で追いつきました。一方で延長に入ってからは、新疆は複数選手が得点を分担し、広州はウィギントンがフリースローで締める――終盤の設計図がより明確だったチームが、わずかな差を取り切った形です。
ケガ人の状態や指揮系統の変化が、次戦以降の流れをどう変えるのか。延長戦で露わになった「層の厚さ」と「勝負どころの選択」が、今週以降も注目点になりそうです。
Reference(s):
Xinjiang Flying Tigers edge past Fujian Sturgeons in overtime thriller
cgtn.com








