ミラノ・コルティナ冬季五輪2026、開幕まで1カ月 会場整備は最終局面へ
2026年2月に開幕する「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック」まで、いよいよ残り1カ月。ミラノ中心部では巨大ディスプレーで残り時間が表示され、準備が“計画”から“本番”へ切り替わる時期に入ったことを印象づけています。
準備は「おおむね予定通り」 ただし一部は工事が継続
大会組織側によると、準備はおおむねスケジュール通りに進行中で、最終的な人工降雪(スノーメイキング)やインフラ整備も順調とされています。一方で、いくつかの主要プロジェクトは現在も建設中です。
注目はミラノのサンタ・ジュリア会場
建設が続く施設のひとつが、ミラノの「Santa Giulia Ice Hockey Arena(サンタ・ジュリア・アイスホッケー・アリーナ)」です。最初の競技は2月5日に予定されており、会場は1月9日のテストイベントに間に合う見込みとされています。
大会の運営責任者(Chief Games Operations Officer)のアンドレア・フランシシ氏は、サンタ・ジュリアに遅れがあることを認めつつも、最終的には計画通り実現できるという強い自信を示しました。
コルティナは「仕上げ」段階、ただトンネル未完成が交通の懸念に
山岳エリアのコルティナでは、完成が危ぶまれていたスライディングセンター(滑走系競技の施設)が最終仕上げの段階に入っています。ただし、山道の一部を回避するためのトンネル2本は未完成のままです。
こうした遅れに加え、周辺で進む民間の建設プロジェクトも重なることで、会場周辺の交通やインフラ運用に影響が出る可能性があるとみられています。
ミラノ市内は会場が出そろう 開会式は2月6日にサン・シーロ
ミラノでは、残る会場の多くが「稼働できる状態」に近づいています。仮設のアイスホッケースタジアムではすでにテストイベントが行われ、メディアセンターはMiCo(ミコ)コンベンションセンターに設置。フィギュアスケートは市南部のアリーナで実施予定です。
- 最初の競技:2026年2月5日(予定)
- 開会式:2026年2月6日、サン・シーロ・スタジアム(予定)
- 宿泊:ミラノ中心部にホテル約33,000室、来訪者の多くは同エリア滞在見込み
カウントダウンが示すもの:今後は「運用」の精度が焦点
1月上旬のいま(2026年1月7日)、大会準備は「建てる・作る」から「人と交通と時間をどう動かすか」へ重心が移る局面です。施設の完成度に加え、テストイベントで見えてくる導線や混雑対策、移動時間の積み上げが、本番の体験を左右しそうです。
Reference(s):
One-month countdown to 2026 Milano Cortina Winter Olympics underway
cgtn.com








