四大陸フィギュア選手権が北京に帰還、五輪前の最終ビッグテストへ
2026年1月22日〜25日、ISU四大陸フィギュアスケート選手権が北京で開催されます。100人超のトップ選手が集い、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪を約1か月後に控えた「最後の主要国際大会」として注目が集まっています。
北京開催は2003年以来、舞台は“ダブルオリンピック”会場
今大会の会場は、夏冬の大舞台を経験した象徴的な「ダブルオリンピック」会場とされています。四大陸選手権が北京で開かれるのは2003年以来で、競技の熱量だけでなく、都市としての記憶も重なる大会になりそうです。
四大陸選手権とは? 参加地域の広さが特徴
四大陸選手権は、ヨーロッパ以外の地域の主要大会として位置づけられ、今回も以下の地域から選手が集結します。
- アメリカ大陸
- アジア
- アフリカ
- オセアニア
「四大陸」という名前どおり、多様なスケート文化が一つのリンクで交差するのが見どころです。
注目点①:五輪直前、“仕上がり”がそのまま結果に出やすい
シーズン終盤に差しかかるこの時期の国際大会は、構成の完成度やコンディションが点数に直結しやすいタイミングです。選手側にとっては、技術面の確認だけでなく、
- 本番想定の心理負荷への慣れ
- ジャッジの傾向の肌感覚
- 連戦を想定した調整の最終確認
といった“実戦の手触り”を持ち帰れる場になります。
注目点②:開催国・中国は「ミラノ五輪メンバーが勢ぞろい」
主催国にとって今大会は特別な意味を持ちます。中国チームは、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪に向けた「フルロスター(代表候補が一通りそろった陣容)」で臨むとされ、約1か月後の本番を見据えた“総合リハーサル”の色合いが濃くなっています。
団体としての完成度だけでなく、各カテゴリーで「どの選手がどんな構成で来るのか」が、そのまま五輪の見立てに直結しやすい局面です。
短期決戦(1月22〜25日)が生む見どころ
4日間に凝縮された日程は、観る側にとってはテンポよく追える一方、選手にとっては調整力が問われます。とくに五輪前の時期は、
- 攻めた構成で“上限”を確認するのか
- 安全策で“成功率”を優先するのか
という選択が読みどころになります。結果だけでなく、プログラムの狙い(何を試し、何を温存したか)に目を向けると、五輪への道筋が立体的に見えてきます。
いま、この大会が持つ意味
五輪前は、メダル争いの“予告編”のように語られがちです。ただ実際には、勝敗以上に「どの完成形を目指しているか」が透ける時期でもあります。北京での四大陸選手権は、各陣営が“最終調整のどこに重心を置いたか”を映し出す大会になりそうです。
Reference(s):
ISU Four Continents Figure Skating Championships return to Beijing
cgtn.com








