CBA山東が北京に87-85勝利 アクーン=パーセルがブザーで決着
中国本土のプロバスケットボールリーグCBAで、山東キリンが北京ダックスを敵地で87-85で下し、5連勝を飾りました。決着は残り4秒、デボーン・アクーン=パーセルの“ブザービーター”(試合終了ブザーと同時の決勝弾)でした。
試合の要点:最後の4秒がすべてを持っていった
- 山東キリン 87-85 北京ダックス
- 山東のアクーン=パーセルが22得点(両軍最多)
- 北京はオマリ・スペルマンが20得点(チーム最多)
第1〜2Q:追う山東、支える3Pとインサイド
序盤は山東が追いかける展開でしたが、謝智傑(シエ・ジージエ)の重要な3ポイントをきっかけに流れが動きます。陳培東(チェン・ペイドン)のレイアップで一時は山東が1点リードに立ちました。
ただ北京もすぐに反応し、フォワードのオマリ・スペルマンがジャンパーを沈めるなど存在感を発揮。対する山東はマーキーズ・クリスがミドルシュートで応戦し、山東に勢いを戻しました。クリスはこの試合18得点を挙げています。
第3Q:北京の反撃、陳盈駿の連続スリーで逆転
後半に入ると北京が巻き返し、台湾出身の陳盈駿(チェン・インジュン)が3ポイントを決めて差を詰めます。さらにもう一本の3ポイントで北京が62-61と逆転し、会場の空気が一気に熱を帯びました。
第4Q:スティールからのダンク、そして決勝フローター
最終Q、アクーン=パーセルは勝負どころでスティールを奪うと、周琦(ジョウ・チー)をかわして豪快なダンク。山東が再び前に出ます。
その後85-85の同点で残り4秒、山東が最後のポゼッションを得ました。アクーン=パーセルが曽凡博(ツォン・ファンボー)の守備をいなし、フローター(柔らかい浮かせるシュート)を放つと、ボールはブザーと同時にリングへ。劇的な形で山東が接戦をものにしました。
他会場:広厦が新疆に87-72、10勝2敗に
別の試合では、昨季王者の広厦が新疆フライングタイガースを87-72で下しました。孫銘徽(スン・ミンフイ)がジャカール・サンプソンのダンクを演出し、さらにレイジョン・タッカーから林秉聖(リン・ピンシェン)への3ポイントなどで広厦が主導権を握ります。前半で最大22点差を築いたことが大きく、試合を通して優位を保ちました。
新疆も第3Qに楊瑞(ヤン・ルイ)の3ポイントなどで8点差まで詰め寄りましたが、広厦は趙嘉仁(ザオ・ジアレン)らが得点を重ね、15点差で逃げ切り。これで成績は10勝2敗となっています。
なぜ注目されるのか:勝負所の1本が連勝を伸ばす
接戦の最後は、戦術やセットよりも「誰が、どのタイミングで決め切るか」が結果を分けます。今回の山東は、同点の最終局面でアクーン=パーセルに託し、1本で5連勝を手繰り寄せました。CBAの上位争いでは、こうした終盤の精度が積み上がっていくのかもしれません。
Reference(s):
CBA: Akoon-Purcell's buzzer-beater seals Shandong's win over Beijing
cgtn.com








