レアル、シャビ・アロンソ退任 後任はアルベロアに即日交代
2026年1月12日(現地時間)、レアル・マドリードはシャビ・アロンソ監督との契約を「双方合意」で終了し、後任にBチームを率いていたアルバロ・アルベロア氏を据えると発表しました。交代は、サウジアラビア・ジッダで行われたスペイン・スーパーカップ決勝でバルセロナに3-2で敗れた翌日の動きでした。
何が起きたのか:公式発表と“8カ月未満”の短期政権
クラブ声明は、アロンソ監督の退任を「双方合意」としつつ、レアルのレジェンドとしての功績とクラブへの敬意を強い言葉で記しました。あわせて、コーチングスタッフにも謝意を示しています。
- 退任発表:2026年1月12日
- 就任時期:昨年(2025年)5月、カルロ・アンチェロッティ氏の後任として着任
- 在任期間:8カ月未満
後任はアルバロ・アルベロア:元同僚が“火消し役”に
後任のアルベロア氏は、アロンソ氏とレアル、リバプール、スペイン代表で同僚だった関係で、2010年のワールドカップ優勝も共に経験しています。クラブは月曜日に即日交代を決め、チーム運営の空白を作らない姿勢を鮮明にしました。
背景にあったとされる不協和音:交代・起用をめぐる摩擦
報道によれば、アロンソ監督の下でチームのパフォーマンスが安定せず、ヴィニシウス・ジュニオールら一部選手との衝突が伝えられてきました。交代を告げられた選手側の不満が表面化する場面もあり、昨年末(2025年末)には公の場で監督支持を示す選手がいた一方、状況は大きく好転しなかったとされています。
決勝直後の“儀礼”をめぐる一幕
ジッダでの決勝後、アロンソ監督がバルセロナへの「ガード・オブ・オナー(祝福の整列)」を求めたように見えたものの、キリアン・エムバペらが呼び戻し、チームはその場を離れた――という出来事も伝えられました。象徴的な場面として受け止められた可能性があります。
選手の反応:最初に別れを告げたのはエムバペ
退任発表当日、エムバペはInstagramのストーリーでアロンソ監督に感謝を示し、「短い時間だったが、あなたの下でプレーし学べたのは喜びだった」といった趣旨のメッセージを投稿しました。複数の選手が同様にねぎらいを伝える一方、ヴィニシウスは公の形ではコメントが確認されていないとされています。アロンソ監督本人は直後に公のコメントを出していません。
数字で見るアロンソ体制:34試合で24勝も、内容面の課題が残る
アロンソ監督は公式戦34試合を率い、24勝6敗4分。結果だけを見れば一定の勝率ですが、期待値の高いクラブでは「勝ち方」や求心力まで含めて評価されやすいのが現実です。
- 公式戦:34試合
- 成績:24勝6敗4分
- リーグ戦:シーズン折り返し時点で首位バルセロナと勝ち点4差
今後の焦点:すぐ来る“次の1試合”が新体制の空気を決める
チームの次戦は水曜日、コパ・デル・レイ(国王杯)ラウンド16でアルバセテと対戦予定です。監督交代直後は、戦術以前に「ロッカールームの温度」をどう整えるかが重要になります。アルベロア新監督が、短い準備期間でどのようにメッセージを出し、選手の納得感を作るのか。ここ数日のクラブ運営は、その点が静かに試されそうです。
Reference(s):
Xabi Alonso parts ways with Real Madrid, Alvaro Arbeloa takes over
cgtn.com








