中国U23、AFC U23アジア杯で初の決勝T進出 タイと0-0
中国U23代表が、AFC U23アジアカップで初めてノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出しました。2026年1月15日現在、今大会での「初の壁」を越えた意味は小さくありません。
リヤドでの0-0が決めた「初の突破」
中国は現地時間1月14日(水)、サウジアラビアのリヤドでタイと対戦し、0-0で引き分けました。スコアは動かなかったものの、この勝ち点1がグループD2位を確定させ、決勝トーナメント進出につながりました。
グループDは「1勝2分」で2位通過
中国のグループステージ成績は1勝2分。開幕戦はイラクと0-0で引き分け、第2戦でオーストラリアに1-0で勝利し、最終戦のタイ戦を引き分けでまとめました。
同組では、オーストラリアがイラクに2-1で逆転勝ちし、首位で通過。中国は「勝ち切る試合」と「落とさない試合」を切り分け、手堅く勝ち点を積み上げた形です。
タイ戦は序盤から激しく、警告も重なる
タイ戦は立ち上がりからフィジカル色が濃く、前半のうちに中国の選手3人が警告を受けました。試合を通じて決定機は限定的で、互いに「よりはっきりしたチャンス」を生かし切れないまま時間が進みました。
中国はコンパクトな守備ブロックを維持し、無理に派手さを求めず、相手の圧力を吸収しながらゲームを落ち着かせる選択を続けました。
守護神・李昊(Li Hao)が決定的な仕事
試合の分岐点として語られそうなのが、後半57分の場面です。タイのイクラス・サンロンがスルーパスに反応し至近距離で放ったシュートを、中国のGK李昊(Li Hao)がセーブ。ゴールを許していれば状況が変わり得た場面で、最後のところを締めました。
「堅守で勝ち点を拾う」設計では、GKの安定感がそのままチームの呼吸になります。今大会の中国は、その要を失わずにここまで来た印象です。
選手コメント:「狙いを実行し、目標を達成」
FWの王鈺棟(Wang Yudong)は試合後、次のように話しました。
「とてもうれしいです。一歩一歩うまく対応して目標を達成しました。全員がとても良いパフォーマンスをして、ヘッドコーチの要求も十分に実行できました」
内容が派手でなくても、狙い通りに運び切る——大会の短期決戦では、その「設計と実行」の精度が結果を左右します。
次はジェッダでウズベキスタン戦 準決勝を懸けた一戦へ
中国は次戦、ジェッダに移動し、グループC首位のウズベキスタンと準々決勝を戦います。試合は現地時間1月17日(土)に予定され、勝てば準決勝進出が決まります。
準々決勝の見どころ(ポイント)
- 規律:タイ戦で警告が重なっただけに、序盤のカード管理が鍵になりそうです。
- 一瞬の勝負:堅い展開になりやすいほど、セットプレーやカウンターの精度が結果を決めます。
- GKの継続力:李昊の好調が続くかどうかは、守備型の試合運びでとくに大きな意味を持ちます。
初の決勝トーナメント進出で「次の景色」が見えた中国U23。ジェッダでの90分が、堅実さの延長線でどこまで届くのかが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








