冬季五輪まで1カ月弱、CMGの8K中継車隊がミラノ到着
2026年2月6日の「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック」開会式まで1カ月を切るなか、中国メディアグループ(CMG)の4K・8K超高精細(UHD)中継車両の車隊が、ミラノのサン・シーロ・スタジアムに到着しました。放送体制が「準備」から「運用」へ移る節目として注目されます。
サン・シーロ到着で「準備段階」から「運用段階」へ
CMGによると、4K・8Kの放送車両(計4台)が今週月曜日(現地時間)にサン・シーロ・スタジアムへ到着。これにより、CMGの冬季五輪放送業務は、事前準備フェーズから運用フェーズへ正式に移行したとしています。
リボルノ港で通関後、イタリア西海岸ルートで北上
車隊は、リボルノ港で通関手続きを終えた後、イタリアの西海岸沿いを北上してミラノへ。サン・シーロでは警備担当者の誘導のもと、指定の駐車エリアに入りました。技術チームは今後、スケジュールに沿って関連作業を開始する予定です。
8Kの「国際公共信号」を制作へ──開閉会式と主要競技
CMGは、今回の冬季五輪において、開会式・閉会式、そして複数の重要競技について、8Kの国際公共信号(各放送局が共通で利用するベース映像)を制作するとしています。高精細映像の制作は、競技の臨場感だけでなく、編集・配信の現場にも高い安定性と運用力が求められる領域です。
パリ夏季大会での運用実績を経て、次の現場へ
今回ミラノに入った車両は、2024年のパリ夏季大会の中継でも運用されたとされます。大規模国際スポーツ大会の放送では、輸送・通関・現地搬入から、会場での設営、そして本番の制作運用へと、時間との勝負が連続します。開会式までの残り時間が限られるなかで、現地到着は放送体制の最終調整が始まる合図とも言えそうです。
これから注目されるポイント
- 技術チームが予定通りに設営・試験運用へ移れるか
- 8K制作のための現場オペレーション(回線・機材・制作フロー)が安定するか
- 開閉会式と「主要競技」で、どの場面が8K制作の中核になるのか
開会式が近づくにつれ、競技の話題だけでなく「どのように世界へ届けられるか」という裏側の動きも、静かに輪郭を帯びてきます。
Reference(s):
CMG broadcast fleet arrives at San Siro ahead of 2026 Winter Olympics
cgtn.com








