白卓璇が大金星、全豪OP初戦でパブリュチェンコワ撃破し2回戦へ
2026年の全豪オープンで、中国本土の予選勝者・白卓璇(バイ・ジュオシュエン)が、元世界11位のアナスタシア・パブリュチェンコワをフルセットで下し、2回戦進出を決めました。マッチポイントをしのいだ末の勝利は、今大会の序盤を象徴するドラマになりました。
702位が47位を撃破──試合を決めたのは「最後の数ポイント」
白は世界ランキング702位、パブリュチェンコワは47位。数字だけ見れば一方的になりそうな組み合わせでしたが、試合は最終セットのタイブレークまでもつれ込みます。
- スコア:6-4、2-6、7-6
- 試合時間:2時間43分
- ハイライト:第3セットのタイブレークでマッチポイントをセーブ
流れが揺れた3セット:主役は「修正力」と「平常心」
第1セット:相手のミスを逃さず先取
立ち上がり、白はラリーの粘りと落ち着いた配球で食らいつき、最後はパブリュチェンコワのネットミスも絡んで第1セットを奪います。下位ランカーが先にスコアを動かしたことで、会場の空気も一気に変わりました。
第2セット:パブリュチェンコワが攻撃を強めて反撃
しかし第2セットは、パブリュチェンコワがサービスの威力とベースラインでの強打を前面に出し、6-2で取り返します。試合の主導権が移ったかに見える展開でした。
最終セット:一本のフォアが勝負を終わらせた
第3セットは互いに譲らずタイブレークへ。白はマッチポイントをしのいで踏みとどまり、最後はフォアハンドのダウン・ザ・ラインで決着。勝利直後、信じられないというようにコートに倒れ込みました。
「メルボルンで初勝利」そして次は第1シードのサバレンカ
この勝利は白にとって、メルボルン・パークでの本戦初勝利であり、今大会で中国本土勢として最初に2回戦へ進んだ結果にもなりました。グランドスラム本戦での勝利としては、2023年ウィンブルドンでの突破に続く2度目とされています。
次戦の相手は、第1シードのアリーナ・サバレンカ。勢いと経験、そして格上相手に必要な「終盤の強さ」が、次の舞台でどう試されるか注目されます。
今回のアップセットが示したこと
ランキング差が大きい試合ほど、「どこで勝負が決まったのか」が見えやすい一方で、実際は最後の数ポイントに物語が凝縮されます。白の勝利は、修正してくる相手に崩されても、要所で平常心を保てるかどうかが結果を左右する、というテニスのシンプルな真理を改めて浮かび上がらせました。
Reference(s):
China's Bai stuns Pavlyuchenkova to reach Australian Open second round
cgtn.com








