CAF、AFCON決勝の混乱を調査へ モロッコ対セネガル終盤で波乱
アフリカ・サッカー連盟(CAF)は、ラバトで行われたアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)決勝「モロッコ対セネガル」の試合終盤に起きた混乱について、調査に入ると発表しました。注目の決勝が“判定”をきっかけに大きく揺れたことで、今後の処分判断や再発防止策にも関心が集まっています。
CAFは「映像を分析し、規律機関へ」
CAFによると、現在入手可能な映像をすべて分析しており、調査結果は関係する規律(ディシプリナリー)機関に引き渡す方針です。規律機関は、その結果を踏まえて、責任が認定された人物に対し「適切な措置」を取るとしています。
CAFは声明で、「試合中の不適切な行為、特に審判団や試合運営者を標的にした行為を強く非難する」と述べました。
何が起きたのか:後半アディショナルタイムに緊張が噴き上がる
混乱の発端は、後半アディショナルタイム深くに下された、試合を左右し得る2つの重要な判断でした。CAFの説明では、これらの判定が緊張を一気に高め、試合の終盤が騒然とした状況になったとされています。
- セネガルは終盤にゴールを決めたものの、主審が「モロッコ主将アクラフ・ハキミへのファウル」と判断し、得点が取り消されました。
- この判断を受け、セネガル側ベンチが即座に強く抗議し、状況が混乱へと傾いていったとされています。
「調査」と「処分」の線引き:今後の焦点はどこに
今回のポイントは、CAFがまず映像などの客観資料を集め、そのうえで規律機関が個別の責任を判断する、という手続きが明確に示された点です。焦点になりそうなのは、次のような論点です。
- 不適切な行為があった場合、誰が・どの行為で責任を問われるのか(選手、ベンチ、関係者など)。
- 審判団や運営スタッフへの「標的化」があったかどうか。
- 試合終盤の判定をめぐる対立が、どのように現場の混乱へ連鎖したのか。
AFCON決勝が投げかけたもの
判定はスポーツの一部である一方、試合終盤の緊迫した局面では、受け止め方ひとつで現場が急速に不安定になり得ます。CAFが「審判団や運営者を標的にする行為」を明確に問題視したのは、競技の公正さだけでなく、試合運営の安全と秩序を守る意図もにじみます。
調査結果が規律機関に渡された後、どのような事実認定と判断が示されるのか。AFCONという大舞台の結末が、次の大会運営にも静かに影響を広げそうです。
Reference(s):
cgtn.com








