楊揚さん、ミラノ・コルティナ2026へ期待「新しいスターが次世代を動かす」
2026年2月、間もなく開幕を迎えるミラノ・コルティナ2026に向け、中国初の冬季五輪金メダリストでWADA(世界アンチ・ドーピング機構)副会長の楊揚(ヤン・ヤン)さんが「選手は若い世代のロールモデル」と語り、競技現場を支えるテクノロジーの重要性も強調しました。
「違う役割」でイタリアへ——トリノ2006の記憶から
楊揚さんは、独占インタビュー企画「Talk Sports」で、ミラノ・コルティナ大会への見通しを語りました。イタリアは、楊揚さんが2006年トリノ冬季五輪で戦った場所でもあり、今回は選手としてではなく、別の立場で関わることになります。
本人は「違う役割でオリンピックに関わりながらイタリアに戻れるのはとても特別。選手ではないけれど、関われるのは幸運」と振り返り、懐かしさと未来への視線が同居する心境を明かしました。
勝負を決めるのは“人”だけではない——ショートトラックとテクノロジー
ショートトラック・スピードスケートのレジェンドでもある楊揚さんは、近年の競技でテクノロジーと分析が果たす役割が増している点に言及しました。
- 膨大なデータを基に、事前に「大会を想定したモデル」を組む
- 戦略を立て、相手選手ごとの特徴を分析する
- 勝敗を分けるのは、選手本人に加えてサポートチームの総合力
「今は選手だけでなく、テクノロジーを含む支援チームがとても重要。細部が違いを生む」と述べ、トップレベルの戦いほど“ディテール”が結果を左右するという見方を示しました。
「ロールモデルは重要」——新しいスターが競技の裾野を広げる
楊揚さんが繰り返し強調したのは、今のアスリートが次世代に与える影響です。「ロールモデルはいつでもとても重要」と語り、若い世代が氷上競技に関心を持つきっかけとして、スター選手の存在を挙げました。
さらに「新しいスターが生まれ、そのスターがより多くの人をインスパイアするはず」と展望。2022年冬季五輪のレガシーとして整備された施設にも触れ、「ファンにとって重要」と述べています。
ミラノ・コルティナ2026直前、注目点はどこに
楊揚さんは中国の選手たちへエールも送りました。大会直前の今(2026年2月)、注目点は「誰が勝つか」だけでなく、次のような変化にもありそうです。
- データ分析と戦術が、レース展開にどう影響するか
- 新世代のスターがどんな物語を作るか
- 競技の魅力が、次のファンや競技者にどう届くか
メダル争いの熱さと同時に、“人を動かす存在”としてのアスリート像が、ミラノ・コルティナ2026でより鮮明になるのかもしれません。
Reference(s):
Exclusive: Yang Yang shares expectations for Milano Cortina 2026
cgtn.com








