ミラノ・コルティナ2026:谷愛凌が女子スロープスタイル銀、五輪2大会連続
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックで2026年2月9日(月)、フリースタイルスキー女子スロープスタイル決勝が行われ、中国本土のスター、谷愛凌(グー・アイリン)選手が銀メダルを獲得しました。北京2022に続く2大会連続の銀となります。
「イタリアに戻る」物語性と、またも同じ相手
谷選手にとってイタリアは特別な場所です。15歳のとき、この国のゲレンデでワールドカップ初優勝を飾った経験があるとされ、今回の五輪での“帰還”はどこか自伝的でもありました。
ただ、結末は苦い形で重なります。決勝では、北京2022で谷選手の前に立ちはだかったスイスのマチルド・グレモー選手が再び勝利し、連覇を果たしました。
決勝の流れ:1本目で主導権、しかし終盤で明暗
スロープスタイルは、レール(ジブ)やジャンプなど複数のセクションで構成されたコースを滑り、技の難度や完成度などが総合的に採点される種目です。決勝は複数回の滑走でベストスコアを競いました。
- 1本目:谷選手が超高難度の滑走で86.58点を記録。グレモー選手(83.60点)を上回り、序盤の基準点を作りました。
- 2本目:谷選手は序盤のレールでわずかなミスがあり、スコアを伸ばせず86.58点のまま。一方、グレモー選手が86.96点に伸ばして逆転しました。
- 最終滑走:谷選手は最後の試技で転倒し、1.65点にとどまりました。これによりグレモー選手の優勝が決まりました。
「銀」2つの意味:悔しさと、再現できた強さ
最終滑走の転倒は痛手でしたが、谷選手は1本目に86点台の高得点をまとめ、最後まで優勝争いの中心にいました。同じ相手に再び届かなかった悔しさと同時に、五輪の大舞台でスロープスタイルの銀を連続で持ち帰る安定感も際立った一日だったと言えそうです。
Reference(s):
Gu bags back-to-back Olympic slopestyle silvers at Milano Cortina 2026
cgtn.com








