中国、男子団体追い抜きで銅メダル ミラノ・コルティナ五輪スピードスケート
2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のスピードスケートで、中国が男子団体追い抜きの銅メダルを獲得しました。2月17日(火)のFinal Bでオランダをわずか0.09秒差で下し、同種目で初の表彰台に上がったことが大きな話題になっています。
0.09秒差でつかんだ「歴史的な銅」
中国はFinal Bでオランダと対戦し、劉瀚彬(リウ・ハンビン)、呉宇(ウー・ユー)、李文豪(リー・ウェンハオ)の3選手が3分41秒38でフィニッシュ。オランダに0.09秒の僅差で競り勝ち、表彰台を確保しました。
「まずは団結」──勝因として語られたチームの一体感
李文豪選手は試合後、勝利の背景としてチームの結束を挙げました。
「私たちは何よりも、共通の目標を持った団結したチームです。国に栄誉をもたらすため、持てるものをすべて出し切りました」
旧正月の日に重なったメダル、劉瀚彬が明かした舞台裏
劉瀚彬選手は今大会の男子5000mで17位となり、個人でも「突破口」と言える結果を残していました。そのうえで団体追い抜きでは、表彰台で「気持ちを保つのがやっとだった」と振り返っています。
中国が2月16日(日)に団体追い抜きで準決勝へ進出した時点で、劉選手は旧正月を祝う特別な滑りをチームに期待していたとも語りました。2月17日(火)の僅差決着については、次のように表現しています。
「0.09秒で勝ったのは本当に刺激的です。僅差だからこそ、より興奮して祝う価値がある。自分たちのパフォーマンスにとても満足しています」
「表彰台は初めて」──チーム全体への波及
準決勝で滑り、決勝では控えとしてチームを支えた寧忠岩(ニン・ジョンイェン)選手(男子1000m銅メダリスト)も、このメダルの意味を強調しました。
「今日の結果は中国のスピードスケートチーム全体にとって大きな励みです。このメダルには大きな価値があります。私たちはこれまで表彰台に上がったことがなく、予選通過自体が難しい時期もありました」
金はイタリア、女子はカナダが連覇 日本は銅
男子団体追い抜きのFinal Aでは、イタリアが3分39秒20を記録し、米国を抑えて金メダルを獲得しました(ダビデ・ギオット、アンドレア・ジョバンニーニ、ミケーレ・マルファッティ)。
女子団体追い抜きは、カナダがオランダを下して連覇。日本は米国を破って銅メダルを獲得しています。
団体追い抜きは、個の速さだけでなく、隊列の組み方や呼吸の合わせ方が結果に直結しやすい種目です。0.09秒という差が示したのは、最後まで崩れなかった「チームとしての精度」だったのかもしれません。
Reference(s):
China earns team pursuit bronze in speed skating at 2026 Winter Games
cgtn.com








