WTTシンガポールスマッシュ、中国勢が準々決勝へ 王楚欽が首位の貫禄
WTTシンガポールスマッシュで2月26日、中国の王楚欽(ワン・チューチン)が男子単をけん引し、複数の中国勢が準々決勝に進みました。大会序盤から、世界ランキング上位同士のカードが早くも現実味を帯びています。
王楚欽が3-1で勝利、次は韓国の張禹珍
男子シングルスでは世界1位の王楚欽が、デンマークのアンダース・リンドを3-1で下し準々決勝へ。次戦は韓国の張禹珍(ジャン・ウジン)との対戦が組まれました。
試合は王楚欽が要所で主導権を握り、スコア以上に安定感が際立つ内容でした。上位勢にとっては「勝ち方」が問われる局面でもあり、その意味で手堅い一勝になった形です。
林詩棟も突破、一方で向鵬はチャイニーズタイペイに敗退
中国の林詩棟(リン・シードン)も、韓国の林鐘勲(イム・ジョンフン)を3-1で退けて勝ち上がり。準々決勝ではフランスのフェリックス・ルブランとの対戦が予定されています。
一方で向鵬(シャン・ポン)は、チャイニーズタイペイの林昀儒(リン・ユンジュ)に0-3で敗れ、ここで姿を消しました。トーナメントが進むほど「相性」や「一発の展開力」が勝敗を分ける大会らしい結果とも言えます。
女子は王曼昱が逆転勝ち、張本美和との準々決勝へ
女子シングルスでは王曼昱(ワン・マンユー)が、韓国の申裕斌(シン・ユビン)に3-1で勝利。1ゲームを先行されながらも立て直し、準々決勝では張本美和との対戦が組まれました。
張本はスピードとコース取りで一気に流れを引き寄せるタイプだけに、王曼昱にとっては「受け止めてから押し返す」展開に持ち込めるかが焦点になりそうです。
伊藤美誠、長﨑美柚に勝った中国勢も準々決勝へ
同日、王芸迪(ワン・イーディ)は日本の伊藤美誠を3-1で下して勝ち進みました。さらに陳幸同(チェン・シントン)も日本の長﨑美柚に3-0で勝利し、中国勢の上位進出が続いています。
準々決勝の注目ポイント:上位勢が「どこでギアを上げるか」
シンガポールスマッシュは、WTTの主要大会としてトップ選手が集まりやすく、序盤から実質的な山場が訪れます。準々決勝以降は、次のような見どころがよりはっきりしてきます。
- 王楚欽 vs 張禹珍:王楚欽の安定感に、張禹珍が展開の速さで切り込めるか
- 林詩棟 vs フェリックス・ルブラン:攻撃のテンポが速い者同士の主導権争い
- 王曼昱 vs 張本美和:ラリーの主導権と、勝負どころの一手の選び方
結果だけでなく、各選手が「勝ち筋」をどう組み立てるのか。2026年シーズン序盤の現在地を映すカードとしても注目されます。
Reference(s):
Wang leads charge as Chinese players reach quarterfinals in Singapore
cgtn.com








