FIBA W杯予選、中国が日本に逆転勝利 沖縄で14点差を覆す
2027年FIBAバスケットボール・ワールドカップ予選(アジア地区)で、中国が沖縄で日本に87-80で逆転勝ちし、グループB初勝利を挙げました。前半は最大15点差を追う展開でしたが、後半の守備強化が流れを変えました。
前半:日本が主導権、フリースローでリズムをつかむ
試合は2月26日(木)、沖縄で行われました。立ち上がりは日本が主導権を握り、渡邊雄太が落ち着いた攻撃を見せます。中国は守備でファウルトラブルが重なり、第1クォーターだけで日本にフリースローを14本与える形に。日本は21-11とリードし、その後一時は15点差まで広げました。
中国は廖三寧(リャオ・サンニン)がドリブルからチャンスを作り、速攻でも見せ場を作ったものの、日本が47-33と14点リードで前半を折り返します。
後半:守備のスイッチと外の圧力で一気に形勢逆転
後半に入ると、中国はディフェンスの強度を上げ、スイッチを積極的に使いながら外側(ペリメーター)へのプレッシャーを強めます。ターンオーバーを誘発し、攻撃のリズムも回復。第3クォーターに13-0のランで流れをひっくり返し、このクォーターだけで25-9と大きく上回りました。
その結果、中国は58-56と2点リードで最終クォーターへ入ります。
第4クォーター:接戦の中で決め切った中国、要所は胡金秋
第4クォーターはフィジカルで粘り合う展開でした。朱俊龍(ジュー・ジュンロン)がコーナー3を沈め、趙睿(ジャオ・ルイ)はリングへ強くアタック。一方で趙睿はオフェンスチャージで退場となり、さらに中国にテクニカルファウルやアンスポーツマンライクファウルが複数コールされ、サイドラインでは一時緊張感が高まりました。
日本はフリースローで追い上げますが、中国は胡金秋(フー・ジンチウ)が連続得点と重要なブロックで踏ん張り、趙継偉(ジャオ・ジーウェイ)の3点プレーも効いて勝負を決めました。
主なスタッツ:5人が2桁得点
- 胡金秋:20得点・12リバウンド
- 廖三寧:16得点・5アシスト
- 趙継偉:14得点
- 何希寧(ハー・シーニン):12得点
- 趙睿:10得点
ここから:グループBは1勝2敗、次戦は3月1日にアウェー
この勝利で中国はグループBを1勝2敗とし、チームは勢いを得た形です。次戦は3月1日(日)、チャイニーズタイペイ(台湾地区)でのアウェー戦が予定されています。
前半はファウルとフリースローで苦しみ、後半は守備の整理と圧力で立て直す——同じ試合の中で表情が大きく変わった一戦でした。
Reference(s):
China battles from behind to defeat Japan in FIBA World Cup Qualifying
cgtn.com








