飛び込みW杯モントリオール:中国勢が9種目9冠、最終日も3つの金
カナダ・モントリオールで行われた今季開幕戦の世界水泳・飛び込みワールドカップ(W杯)は、現地時間3月2日(月)に最終日を迎え、中国勢が全9種目で優勝する「9冠」を達成しました。最終日だけでも金メダル3つを積み上げ、シリーズ初戦を圧倒的な成績で締めくくりました。
最終日に決まった3つの金メダル
最終日は、個人種目とシンクロ種目で中国勢が表彰台の頂点に立ちました。結果は以下の通りです。
- 男子3mスプリングボード:王宗源(ワン・ゾンユアン)=540.35点で金、鄭九源(ジェン・ジウユアン)=495.15点で銀
- 男子10mシンクロ高飛び込み:趙任傑(ジャオ・レンジエ)/楊志豪(ヤン・ジーハオ)組=469.23点で金
- 女子10m高飛び込み:蒋林静(ジャン・リンジン)=428.10点で金、崔佳熹(ツイ・ジアシー)=370.40点で銀
男子3m:王宗源が主導権を握り続けて優勝
男子3mでは、24歳の王宗源が序盤から流れをつかみました。初回の演技で91.80点を出して首位に立つと、その後もリードを広げます。4回目と5回目にわずかな乱れがあったものの、最終6回目で98.80点をまとめ、優勝を確実にしました。
2位は同じく中国の鄭九源。3位にはコロンビアのルイス・フェリペ・ウリベ・ベルムデスが入りました。
男子10mシンクロ:最初から最後まで先頭を譲らず
男子10mシンクロは、趙任傑/楊志豪組が初回から最終演技まで首位をキープ。469.23点で金メダルを獲得しました。2位はメキシコのケビン・ベルリン・レイエス/ランダル・ウィラーズ・バルデス組、3位は英国のベン・カットモア/ユアン・マッケイブ組でした。
女子10m:蒋林静が金、表彰台に各地の選手
女子10mは蒋林静が428.10点で優勝し、崔佳熹が銀メダル。銅メダルは朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)のチョ・ジンミが獲得しました。実力の拮抗する種目で、表彰台に複数の地域の選手が並んだ点も印象的です。
9種目9冠が示した「層の厚さ」
今大会で中国勢は、最終日に3つの金を加えて全9種目を制覇しました。個人とシンクロの両方で勝ち切るには、1人のスターだけではなく、ペアの完成度やチーム全体の安定感が求められます。シーズン初戦で見えた完成度が、この先の国際大会でどう継続されるのか——競技の流れを追う上での一つの焦点になりそうです。
Reference(s):
Chinese divers end Montreal World Cup with nine golds from nine events
cgtn.com








