車いすカーリング混合ダブルス初戦、中国が日本に10-3 ミラノ・コルティナ2026
ミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会で新種目として始まった「車いすカーリング混合ダブルス」で、中国ペアが初戦で日本を10-3で下しました。開会式を前に競技が先行して動き出したことで、今大会の“空気感”も一足早く立ち上がっています。
中国ペアが日本の世界王者を上回る展開
現地時間3月4日(水)の総当たり(ラウンドロビン)初戦で、中国の王蒙(ワン・モン)選手と楊金橋(ヤン・ジンチャオ)選手が、日本の小川亜希選手と中島洋治選手に10-3で勝利しました。
試合は序盤から中国ペアが主導権を握り、第3エンドで4得点をまとめて大きくリード。以降も点差を広げ、相手の狙いを外しながら安定して積み上げる形で、勝利を手繰り寄せました。
「第3エンドの4点」が流れを決めた
カーリングは「エンド」と呼ばれる区切りごとに得点を競います。今回の一戦では、第3エンドで一気に4点を取ったことが、その後の戦い方(守りと攻めの配分)を有利にし、試合全体の流れを決定づけたかたちです。
混合ダブルスはパラ冬季大会で“初登場”
車いすカーリング混合ダブルスは、今大会がパラリンピック冬季競技大会でのデビュー種目です。公式開会式の2日前から競技が始まる日程は、注目競技を早めに走らせることで大会の熱量を先に作る狙いも感じさせます。
2人1組で戦う混合ダブルスは、少人数ゆえに判断のスピードとショットの精度が結果に直結しやすいのが特徴です。序盤の数エンドで大きく試合が傾くこともあり、初戦の入り方がそのまま大会の波に繋がりやすい競技でもあります。
同日の他カード:開催国イタリアも白星
同日には他の対戦も行われました。
- イタリア 7-5 韓国
- エストニア 10-7 英国
- 米国 11-6 ラトビア
開催国イタリアが接戦を制した一方で、米国は比較的大きな点差で勝利。序盤の星勘定が、総当たり戦の心理にも少しずつ影響していきそうです。
ここからの見どころ:総当たり戦は「失点の質」も問われる
総当たり戦では勝敗だけでなく、試合内容が次戦の戦略に直結します。大差がついた試合ほど、後半の1投1投が「次の試合への調整」になることもあります。今大会の新種目として、各ペアがどこまで早く最適解を見つけていくのか——開会式前から始まった戦いは、すでにその“読み合い”の入口に入っています。
Reference(s):
China beats Japan in wheelchair curling mixed doubles opener
cgtn.com








