北京国安が武漢三鎮に2-0快勝 中国スーパーリーグ開幕戦で示した「即戦力」
2026年の中国スーパーリーグ(CSL)開幕戦で、北京国安がアウェーで武漢三鎮を2-0で下し、シーズンの立ち上がりを安定感ある勝利で飾りました。スコア以上に印象的だったのは、負傷者を抱える守備陣の事情を“経験”と“設計”で埋めた点です。
スーパーカップ直後、薄い最終ラインで迎えた開幕
北京国安は中国スーパーカップ制覇の勢いを保ったまま武漢に乗り込みましたが、直前の負傷が重なり、バックラインは理想形とは言いづらい陣容でした。そうした状況での開幕戦は、内容が揺れやすいタイミングでもあります。
それでも、ニック・モンゴメリー監督にとって就任後2試合目となる公式戦は、必要に迫られた“即興”を、破綻のない形にまとめ上げた試合になりました。
37歳ワン・ガンが試合を動かす:クロスと執念
穴を埋める役回りとして存在感を放ったのが、37歳の右サイドバック、ワン・ガン(王剛)でした。年齢による消耗を感じさせないタイミングと駆け引きで、決定的な仕事を連続して残します。
前半45分:王剛のクロス、ファビオ・アブレウのヘッド
前半45分、王剛が守備者を振り切って上げた抑えの利いたクロスに、昨季CSL得点王のファビオ・アブレウが力強いヘディングで合わせ、北京国安が先制しました。
後半7分:GKのクリアを王剛が阻み、張玉寧が仕留める
後半開始から7分、武漢三鎮GKファン・ジンチー(方鏡淇)のクリアを王剛がブロック。こぼれ球に張玉寧(ジャン・ユーニン)が素早く反応して押し込み、2点目を奪いました。
「ベテラン」「得点王」「新監督のプラン」が噛み合った90分
この試合は、(1)ベテランが要所を外さず、(2)ストライカーが決め切り、(3)新監督のゲームプランが現実的に機能する——という、開幕戦としては理想に近い勝ち方でした。負傷者が出ている局面で、個の工夫がそのまま得点に結びついた点は、チームの厚みを示す材料にもなります。
試合の要点(さっと確認)
- 結果:武漢三鎮 0-2 北京国安
- 得点:前半45分 ファビオ・アブレウ(アシスト:王剛)/後半7分 張玉寧(起点:王剛のブロック)
- 注目:負傷者で薄い最終ラインでも無失点でスタート
- 監督:ニック・モンゴメリー監督は就任後2試合目の公式戦
2026年3月時点でリーグは始まったばかりですが、北京国安にとっては「勢い」と「再現性」を同時に確かめた開幕戦になりました。次節以降、負傷者の状況や起用の幅がどう変化するかも、序盤戦の見どころになりそうです。
Reference(s):
Beijing Guoan defeat Wuhan Three Towns in Chinese Super League opener
cgtn.com








