ミラノ・コルティナ冬季パラ:パラバイアスロンで中国本土が金4・銀2
2026年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックで現地8日(日)、パラバイアスロンの長距離種目が行われ、中国本土の選手が金メダル4個、銀メダル2個を獲得しました。長距離ならではの「滑走×射撃」の積み重ねが、勝敗を大きく分けた1日でした。
この日の種目は「12.5km+射撃4回」――外すと1分加算
8日に行われたのは、いずれも長距離レース。選手は12.5kmを滑走し、途中で5発×4回の射撃を実施しました。命中を外すごとに1分のペナルティが加算され、滑走力だけでなく集中力と安定感が結果に直結する形式です。
金メダル4つ:座位・立位・視覚障害カテゴリーで頂点
男子個人(座位):Liu Zixuが“全弾命中”で金
男子個人(座位)では、Liu Zixuが全ての標的を射抜き、34分38秒1で金メダルを獲得しました。中国本土のMao Zhongwuが1発ミスで銀。ウクライナのTaras Radが銅メダルでした。
男子個人(立位):Cai Jiayunが今大会2つ目の金
男子個人(立位)では、25歳のCai Jiayunが好調を維持し、30分24秒1で優勝。今大会で中国本土選手として初めて金メダル2個を手にしたとされています。
女子個人(視覚障害):Wang Yueがガイドと連覇
女子個人(視覚障害)では、Wang YueがコースガイドのChen Guomingとともに34分57秒9で金メダル。前日にスプリントで優勝しており、今大会2つ目の金となりました。
男子個人(視覚障害):Dang Hesong&ガイドLu Hongdaが優勝
男子個人(視覚障害)は、Dang HesongとガイドのLu Hongdaが31分31秒9で頂点に立ちました。
銀メダル2つ:僅差やミスの重みが示したもの
この日、中国本土は金4に加えて銀2も獲得。銀メダルの一つは前述の男子個人(座位)のMao Zhongwuで、もう一つは女子個人(立位)のZhao Zhiqingが手にしました。
長距離は「一度のミスが1分」という形で可視化されます。滑走の貯金があっても射撃の乱れで順位が入れ替わり、逆に射撃の安定が大きな武器にもなる——。8日の結果は、その構造をあらためて印象づけました。
- 長距離は体力配分が結果に直結しやすい
- 射撃は“外した瞬間に1分”という明確な損失になる
- 視覚障害カテゴリーはガイドとの連携がタイムに反映される
大会は引き続き各競技が進み、勢いのまま結果を積み上げるのか、各国・各地域の巻き返しがあるのかが注目されます。
Reference(s):
China claims four more golds at 2026 Milano Cortina Winter Paralympics
cgtn.com








