ジョコビッチ、コバチェビッチに辛勝 インディアンウェルズで9年ぶり16強
男子テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)で、ノバク・ジョコビッチが難敵の強打とサービスに耐え、2017年以来となるラウンド16(ベスト16)進出を決めました。今季初戦から続く「苦しい勝ち方」が、2026年春の勢力図を静かに揺らしています。
月曜の一戦:6-4、1-6、6-4で突破
ジョコビッチは今週月曜(現地時間)、世界ランキング72位のアレクサンダル・コバチェビッチ(米国)に6-4、1-6、6-4で勝利しました。コバチェビッチは16本のエースを叩き込み、試合を通じて主導権を簡単には渡しませんでした。
試合の流れ(ポイント)
- 第1セット:序盤にブレークを奪ったジョコビッチが先取
- 第2セット:コバチェビッチが攻勢を強め、ジョコビッチは苛立ちも見える展開に
- 第3セット:第8ゲームで転倒する場面がありつつも、立て直して逃げ切り
「インディアンウェルズで勝ち続ける難しさ」が再び
ジョコビッチはインディアンウェルズで優勝5回を誇り、ロジャー・フェデラーと並ぶ大会最多記録に並んでいます。一方で、最後に優勝したのは2016年で、以降はこの地で準々決勝進出から遠ざかっていたのも事実です。
今大会ではラウンド16に戻るまでにフルセットを要した試合が続き、「勝ったが楽ではない」という輪郭がはっきりしてきました。年齢(38歳)やコンディションだけでなく、速いサーブと短いラリーで流れを切る相手が増えていることも、トーナメント序盤からの消耗につながりやすい構図です。
次戦はディフェンディング王者ドレイパー
ジョコビッチの次戦相手は、前回王者のジャック・ドレイパー(英国)。勝てば準々決勝(ベスト8)進出がかかります。コバチェビッチ戦で見えた「相手のサービスゲームに押し込まれる時間」を、どこまで減らせるかが焦点になりそうです。
今後の見どころ:勝ち方が示すもの
今年1月の全豪オープン決勝でカルロス・アルカラスに敗れて以来となる実戦復帰の中で、ジョコビッチは派手さよりも局面の修正で勝ち星を積み上げています。インディアンウェルズで再び上位進出できるのか、それとも「近年の壁」が立ちはだかるのか。次戦は、その分岐点として注目されます。
Reference(s):
Djokovic survives Kovacevic scare to reach round of 16 at Indian Wells
cgtn.com








