車いすカーリング混合ダブルス、中国が初代金 冬季パラで金10個目
ミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックで新設された車いすカーリング混合ダブルスの決勝が、現地時間2026年3月11日に行われ、中国の王夢(ワン・モン)選手と楊金橋(ヤン・ジンチャオ)選手が初代王者に輝きました。中国にとって、今大会10個目の金メダルとなります。
決勝の結果:延長の末、9-7で勝利
会場はイタリア・コルティナ・ダンペッツォ。中国ペアは、大韓民国(ROK)のペク・ヘジン選手、イ・ヨンスク選手組を9-7(延長)で下しました。
試合の流れ(要点)
- 第1エンド:王選手がガード(守りの石)の間を通すショットで流れをつかみ、中国が3点を先取
- 第3エンド終了時点:ミスの少ない展開で中国が5-1とリード
- 後半:ROKが「ハンマー」(最終投)を生かして追い上げ、点差を縮める
- 最終第8エンド:王選手のラストドローがわずかに届かず、ROKが1点をスチールして7-7の同点に
- 延長(第9エンド):ROKのテイクアウト狙いが外れ、中国が2点を加点して決着
新種目「混合ダブルス」が映す、勝負の濃度
混合ダブルスは、少人数ならではのテンポの速さが特徴で、1投の精度がそのまま得点差になりやすい種目です。今回も、前半の安定感と後半の綱渡り、そして延長での一手の重みが、はっきりと見える試合になりました。
「勝ちに近づくほど難しくなる」王夢選手の振り返り
試合後、王選手は前半の集中を評価しつつ、終盤にかけての心理面の揺れがミスにつながったと語りました。
「前半は強い集中力を保てました。ただ後半は勝利が近づくにつれて、相手が差を詰めてきて流れが変わり、メンタルにも影響してミスが出ました。ここは振り返って改善したいです」
中国の車いすカーリング、積み重ねの上にある“新しい金”
記事提供の情報によると、中国は2018年の平昌大会で混合団体の金メダルを獲得して以降、この競技で存在感を強めてきました。今回は、新設の混合ダブルスで初代王者となった点が、これまでの実績に「新しい形の結果」を上乗せした格好です。
なお、王選手はこれでパラリンピック通算2個目の金メダル。楊選手は自身初のパラリンピック金となりました。
Reference(s):
Wheelchair curlers add 10th gold for China at 2026 Winter Paralympics
cgtn.com








