Southern Delta Aquariids流星群がピーク 南半球で静かな天体ショー
Southern Delta Aquariids流星群が今週ピークに
Southern Delta Aquariids流星群が、今週水曜の夜から木曜の早朝にかけてピークを迎えました。暗く澄んだ空の下、静かに夜空を流れる流星を待つ人たちにとって、落ち着いた天体ショーとなりました。
南半球は1時間に最大20個、北半球は10個未満
今回のSouthern Delta Aquariids流星群は、南半球では条件が良ければ1時間あたり最大20個ほどの流星が期待できる一方で、日本を含む北半球の空では1時間に10個未満と、やや控えめな出現数となりました。
とはいえ、流星の数が少ないからこそ、一つひとつの光跡をじっくり追うことができ、「にぎやかなショー」ではなく「静かな夜のイベント」として楽しんだ人も多かったようです。
月明かりが少なく、観測条件は良好
今回の観測条件を支えたのが、月明かりの少なさでした。月の光が強いと、暗い流星は見えにくくなりますが、今回は月の影響が小さかったため、空さえ晴れていれば観測には好都合でした。
また、都市部の明るい街灯から離れた場所ほど、夜空の暗さが確保され、流星も見つけやすくなります。郊外や海辺、高原など、人工の光が少ない場所に出かけた人は、より多くの流星を楽しめた可能性があります。
流星群を楽しむためのポイント
今回のSouthern Delta Aquariids流星群を見逃してしまった人も、今後ほかの流星群を楽しむうえで押さえておきたい基本のポイントがあります。
- 街明かりの少ない場所を選ぶ
- 空が広く見渡せる場所で、寝転がるか椅子に座って待つ
- しばらく空を見上げ続け、目を暗さに慣らす
特別な望遠鏡や双眼鏡は必要ありません。むしろ肉眼の方が、広い範囲を同時に見渡せるため、流星群観測には向いています。
「派手さ」はなくても、心に残る夜空
1時間あたりの流星数だけを見ると、Southern Delta Aquariids流星群は、いわゆる「大流星群」と比べて控えめです。しかし、静かな夜空の下で、時おり流れる光を待つ時間そのものが、日々の忙しさから少し離れて、空と向き合うきっかけにもなります。
忙しい日常のなかで、スマートフォンの画面から一度目を離し、夜空を見上げてみる。そんな小さな行動が、次の流星群シーズンをより豊かな体験にしてくれるかもしれません。
Reference(s):
Southern Delta Aquariids meteor shower brings beauty to the skies
cgtn.com








