中国とウズベキスタン、30日間ビザなし渡航と直行便で観光拡大へ video poster
中国とウズベキスタンが2025年から、互いの国民を対象に最長30日間のビザなし渡航を導入し、新たな直行便も運航を始めました。中央アジアの観光やビジネスの往来を一段と活発にする動きとして注目されています。
30日間ビザなしと直行便で何が変わるか
今回の合意により、中国とウズベキスタンの市民は、相手国に最長30日間ビザなしで滞在できるようになりました。空港での手続きや事前申請の負担が軽くなり、週末旅行から長期休暇まで、より気軽な渡航が可能になったといえます。
あわせて新たな直行便の運航もスタートしており、乗り継ぎ時間の短縮や渡航コストの低下によって、人の流れがさらに加速することが見込まれます。ビザなしと直行便は、観光だけでなく、ビジネス視察や学術交流などさまざまな目的の短期滞在を後押しする政策と位置付けられます。
ウズベキスタン観光が狙う100万人の中国からの旅行者
ウズベキスタン観光委員会のウミド シャディエフ委員長によると、同国は毎年100万人の中国からの旅行者の誘致を目標に掲げています。これは、中国とのビザなし渡航と直行便の導入によって一気に現実味を帯びてきた数字です。
ウズベキスタンには、2024年1月から10月の間におよそ650万人の外国人旅行者が訪れました。この実績を踏まえると、そのうち100万人を中国からの旅行者が占めるという目標は、決して非現実的とはいえません。
650万人の先に見える中国市場
すでに数百万人規模の外国人を受け入れているウズベキスタンにとって、中国市場の開拓は次のステップといえます。人口規模が大きく、海外旅行需要の高い中国からの旅行者をどこまで引きつけられるかが、観光戦略の重要な柱になりそうです。
中国との往来拡大がもたらすもの
ビザなし渡航は、一度行ってみようという心理的なハードルを下げる効果があります。手続きが簡単になり、航空便の選択肢が増えれば、出張や視察のついでに周辺都市を観光するなど、旅行のスタイルも変わっていくかもしれません。
ウズベキスタン側では、ホテルや飲食店、交通機関など観光関連産業の裾野が広がることが期待されます。同時に、歴史や文化を通じた相互理解が深まることで、中国と中央アジアとの関係にも新しい層が生まれていく可能性があります。
これからの注目ポイント
- 中国からウズベキスタンへの旅行者数が、年間100万人という目標にどこまで近づくか。
- 直行便の路線数や便数が、今後どの程度拡大していくか。
- 観光をきっかけに、ビジネスや教育など他の分野での交流がどのように広がっていくか。
中国と中央アジアの距離が縮まる今回のビザなし措置は、地域の観光や経済の地図を書き換える一歩になるかもしれません。日本を含む周辺地域にとっても、どのような連携や新しいルートが生まれていくのか、今後の動きを追っていく価値がありそうです。
Reference(s):
China and Uzbekistan to issue 30-day visa-free travel policy
cgtn.com








