フィンランド料理の秘密 クリスマスと日常ごはんをCGTNが紹介 video poster
世界がホリデーシーズンに向かう今、フィンランドのクリスマス料理や日常の家庭料理を、日本語でじっくり知りたくなる人は少なくありません。中国の国際メディアCGTNの番組『Yummy Planet』では、在中国フィンランド大使館の報道・文化担当参事官ヤンナ・ライネ氏と、CGTNフード動画ブロガーのShannyが、フィンランドの食文化の世界へ視聴者を案内しています。
番組『Yummy Planet』が案内するフィンランドの食卓
このエピソードのテーマは「フィンランド料理のアイコニックな一皿」と「クリスマス・新年の味」。フィンランド料理とは何か、どんな皿が欠かせないのかという問いからスタートし、視聴者と一緒にフィンランドの食卓をめぐります。
番組では、次のような切り口でフィンランドの食文化を紹介しているとされています。
- 日常的に親しまれている定番料理(エブリデイ・クラシック)
- クリスマスや新年など年末年始のごちそう料理
- 家族に受け継がれてきた思い出のレシピ
- 料理にまつわるユニークな伝統や習慣
料理そのものだけでなく、テーブルを囲む時間や、そこに込められたフィンランドの価値観まで含めて紹介している点が、この番組の特徴です。
フィンランドのクリスマスと新年 どんな味が並ぶのか
日本でも「北欧のクリスマス」という言葉から、あたたかな照明や静かな雪景色を思い浮かべる人は多いでしょう。番組では、そうした雰囲気の中で楽しむフィンランドのクリスマス料理や、新年の食卓に欠かせない味が取り上げられています。
ポイントは、単に「何を食べるか」だけではなく、次のような視点です。
- クリスマスや年末年始に特別な料理を作る理由
- 家族や友人とテーブルを囲むことの意味
- 季節の行事と食がどのように結びついているか
こうした視点は、日本のおせち料理や年越しそばを考えるときにも通じるものがあります。他国の年末年始の食卓を知ることで、自分たちの習慣を新しい角度から見直すきっかけにもなります。
大使館とフードブロガーがつなぐ「食の外交」
今回のエピソードで案内役を務めるのは、在中国フィンランド大使館の報道・文化担当参事官ヤンナ・ライネ氏と、CGTNのフード系動画ブロガーShannyです。この組み合わせは、「食」を通じた文化交流の象徴といえます。
ライネ氏は、フィンランドの公式な立場から文化や生活を伝える役割を担う一方で、食卓にまつわる個人的な思い出や家族のエピソードも紹介します。そこに、日々フードコンテンツを発信するShannyの視点が重なることで、フィンランド料理がより身近で、日常的なものとして描かれます。
大使館とメディアが協力し、食をテーマに国と国、人と人をつなぐ——このスタイルは、視聴者にとっても「国際ニュース」を味覚や香りを想像しながら体感できる、新しい入り口になっています。
日常の定番から「家族の味」まで
番組の焦点は、豪華なレストラン料理だけではありません。むしろ「毎日の食卓にどんな料理が並ぶのか」「家庭で受け継がれてきたレシピは何か」といった、生活に根ざしたテーマにあります。
視聴者は、フィンランドの人びとがどんな料理を「帰りたくなる味」と感じているのか、どのようにレシピが親から子へと受け継がれているのかといった物語を通して、フィンランドという国をより立体的にイメージできるようになります。
これは、日本のカレーライスや味噌汁、実家の煮物など「それぞれの家庭の定番」を思い浮かべる感覚にも近く、国が違っても家族のテーブルにある温かさは共通しているというメッセージも感じられます。
フィンランド料理から広がる「世界を見る視点」
ニュースや国際情勢だけでは、その国の姿はなかなか見えにくいことがあります。フィンランドの食文化を丁寧に紹介する今回の『Yummy Planet』は、次のような問いを静かに投げかけているようにも見えます。
- 食卓を見れば、その社会の何が見えてくるのか
- 家族や友人と料理を分かち合う時間は、なぜ特別なのか
- 自分たちの「当たり前のごはん」を、ほかの地域の人はどう見るのか
こうした問いは、フィンランドに限らず、日本やアジアの他の国・地域の食文化を考えるうえでもヒントになります。国際ニュースや世界の動きを追いかけるとき、「食」という入口からその背景にある社会や価値観に目を向けることは、これからますます重要になっていきそうです。
ホリデーシーズンにこそ見たい「世界の食卓」
2025年の年末に向けて、日本でもクリスマスや年越しの準備が少しずつ始まっています。そんな時期に、フィンランドのクリスマス料理や家庭の味を紹介する番組は、自分たちの食卓を見つめ直すきっかけにもなります。
忙しい日々の合間に、スマートフォンやPCで世界の家庭料理をのぞき見し、自分の暮らしや価値観をそっとアップデートしてみる——。そうした楽しみ方ができるのも、オンラインで国際ニュースやカルチャー情報に触れられる今ならではです。
フィンランドのクリスマスの香りや、家族で囲む温かなテーブルを想像しながら、日本の自分の食卓にどんな一皿を加えてみたいか、考えてみるのも面白いかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








