国際ニュースで読む2025年の願い 1,001 Wishesと#Hello2025 video poster
2025年が終わりに近づくいま、年初に世界で呼びかけられた「1,001 Wishes」キャンペーンのメッセージ──幸福と公正への願い──を、自分自身の一年の振り返りと重ねてみると、多くの示唆があります。
世界に呼びかけた「1,001 Wishes」とは
ロシア連邦のテレビチャンネル「Big Asia」のゼネラルディレクター兼編集長であるアレクサンドル・レベデフ氏は、新年にあたり自らの抱負を共有し、2025年が幸福と公正の年になることを願うメッセージを発信しました。
この思いを背景に展開されたのが、世界の人々がそれぞれの願いを記録し、共有する「1,001 Wishes」というグローバルキャンペーンです。
ハッシュタグ「#Hello2025」で願いを共有
キャンペーンでは、人々が新年に向けた願いを動画やメッセージとして記録し、ソーシャルメディアに投稿することが呼びかけられました。個人的な目標でも、仕事に関する夢でも、地球規模の課題への願いでも構いません。
投稿の際には、共通のハッシュタグである「#Hello2025」を付け、さらに「New Year, New Dreams!」というフレーズを添えることで、世界の参加者と気持ちを分かち合う工夫がなされています。
レベデフ氏が託した「幸福」と「公正」というキーワード
レベデフ氏が強調したのは、2025年が幸福と公正に満ちた一年になることへの期待です。この二つの言葉は、個人の暮らしから国際社会まで、さまざまなレベルで意味を持ちます。
「幸福」をどう捉えるか
- 家族や友人とのつながりが途切れず、日常の安心感があること
- 健康に過ごし、自分らしい生き方を選べること
- 社会の中で孤立せず、誰もが尊重されること
「公正」とは何を意味するか
- 機会へのアクセスが年齢や性別、出自によって不当に制限されないこと
- ルールや法律が、特定の誰かではなく全ての人のために機能していること
- 国際社会における対話や協力が、力ではなく合意と尊重に基づいて行われること
こうした視点から見ると、「1,001 Wishes」は単に願いごとを集めるキャンペーンではなく、世界の状況や自分の立ち位置を静かに見つめ直すためのフレームにもなり得ます。
ソーシャルメディア時代の「新年の抱負」
新年の抱負はこれまでも個人的なノートや家族との会話の中で語られてきましたが、ソーシャルメディアの時代には、ハッシュタグを通じて世界中の人々と共有できるものになりました。
「1,001 Wishes」キャンペーンが提示したのは、次のようなシンプルな問いです。
- 自分は2025年に、どんな変化を望んでいるのか
- その変化のために、どんな小さな一歩を踏み出せるのか
- 個人の願いを、地域や世界の課題とどう結びつけられるのか
こうした問いは、国や地域を問わず、多くの人に共通するものです。日本語で国際ニュースを追いかける読者にとっても、自分の価値観を見つめ直すヒントになるでしょう。
2025年の終わりに、あらためて問い直す
まもなく2026年を迎える今、年初に掲げられた「New Year, New Dreams!」という言葉を振り返ることは、2025年という一年をどう生きてきたかを考えるきっかけになります。
- 年のはじめに思い描いた「幸福」に、少しでも近づけただろうか
- 身の回りや社会の中で、「公正」にこだわって行動できただろうか
- 世界の出来事を、ただのニュースとしてではなく、自分ごととして考えられただろうか
新しい年の抱負は、スローガンで終わらせることもできますが、日々の選択や行動と結びつけることで、静かに現実を変えていく力にもなります。
レベデフ氏が願った「幸福」と「公正」というキーワードは、2025年の終わりを迎えつつある今も、来るべき新しい年に向けて、私たち一人ひとりに問いを投げかけ続けています。
Reference(s):
cgtn.com








