米国中部で10年ぶりの大雪か 冬の嵐がもたらす危険な交通状況 video poster
米国中部で、10年ぶりとなるおそれがある大雪を伴う冬の嵐が発生し、現地では道路状況が急速に悪化しています。雪や氷、強風、急激な気温低下が重なり、気象当局は「道路の通行が非常に困難から不可能になる」可能性を警告しています。
米国中部を襲う冬の嵐 「10年で最も多い降雪」の予想
現地時間の日曜日、米国中部の一帯では、雪、氷、風、そして気温の急激な低下を伴う冬の嵐が広がりました。複数の地域で、この嵐が「この10年で最も多い降雪量」になる可能性があると伝えられています。
特に雪と氷が同時に降ると、路面が厚く凍結しやすくなり、短時間で危険なコンディションに変わります。今回の冬の嵐は、まさにそうした複合的なリスクをもたらしているとみられます。
道路は「非常に困難から不可能」 気象当局が強い警戒呼びかけ
米国の気象当局は、今回の冬の嵐によって、特に道路を利用した移動に大きな影響が出ると強く警戒を呼びかけています。予報では、一部地域で次のような状況が想定されています。
- 雪と氷による路面の凍結で、車両のスリップ事故が増えるおそれ
- 吹雪による視界不良で、運転中に前方が見えにくくなる危険
- 強風により、倒木や送電線の障害が発生するリスク
当局は、場所によっては「車での移動が非常に困難から不可能になる」可能性があるとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
生活や経済活動への影響は
こうした大規模な冬の嵐は、現地の生活や経済活動にも広く影響を与える可能性があります。
- 通勤・通学が滞り、学校や職場が休校・休業となる可能性
- 貨物トラックなど物流の遅延により、店舗の品薄や配送の遅れが発生するおそれ
- 屋外イベントやスポーツ大会の中止・延期
特に、年末に向けて移動が増える時期と重なれば、長距離移動や出張、帰省などの計画に影響が出ることも考えられます。
現地の人々や旅行者が取るべき備え
今回のような冬の嵐に直面したとき、住民や旅行者が意識しておきたいポイントは次のとおりです。
- 不要不急の外出は控え、天候が落ち着くまで予定を見直す
- やむを得ず車で移動する場合は、燃料を十分に入れ、防寒具や飲料水、簡易食料を積んでおく
- 自治体や気象当局の発表、交通情報を定期的に確認する
- 停電に備えて、懐中電灯、予備バッテリー、毛布などを用意する
こうした基本的な対策でも、いざというときに被害を抑え、身の安全を守る手助けになります。
日本からこのニュースをどう読むか
2025年12月現在、日本でも大雪や台風、大雨など、極端な気象現象への備えが課題となっています。遠く離れた米国中部の冬の嵐は、一見自分とは無関係な出来事に思えるかもしれませんが、「急激な気象の変化にどう備えるか」という点では共通しています。
国際ニュースを通じて他地域の災害リスクとその対応を知ることは、日本での防災やリスク管理を考えるヒントにもなります。今回の米国の事例をきっかけに、自分の住む地域で大雪や寒波が起きたとき、どのように備えるべきかをあらためて考えてみることが求められているのかもしれません。
Reference(s):
Heaviest snowfall in a decade expected as winter storms hit the U.S.
cgtn.com








