中国北部・山西省で冬限定の氷瀑 谷が「氷のワンダーランド」に video poster
中国北部の山西省夏県にある自然景勝地で、2025年の冬、寒波の影響によって壮大な「氷瀑(ひょうばく)」の景観が現れています。崖から長さの異なるつららが幾重にも垂れ下がり、谷全体が幻想的な氷の世界となり、訪れる人々を魅了していると伝えられています。
中国北部の冬の自然現象を伝えるこの国際ニュースは、日本語で世界の季節の表情を知りたい読者にとっても興味深いトピックです。スマートフォンからでもイメージしやすい「冬の絶景」として、SNSで共有したくなる題材と言えるでしょう。
中国北部・山西省に広がる氷のカーテン
氷瀑が見られているのは、山西省夏県にある自然景勝地の峡谷です。崖の上からしたたり落ちる水が一気に凍りつき、大小さまざまなつららとなって垂れ下がっています。透明に近い氷、乳白色に見える氷が折り重なり、繊細な結晶の模様をつくり出しているとされています。
岩肌から突き出すように成長した氷柱が重なり合う様子は、まるで巨大なシャンデリアやレースのカーテンのようです。自然が時間をかけて形づくった「氷のアート」を、訪れた人たちは写真に収めて楽しんでいます。
谷が「氷のワンダーランド」に変身
寒波に覆われたこの谷では、崖からの氷瀑だけでなく、地面や岩に張りついた氷も一体となり、周囲の景色を「氷のワンダーランド」のような雰囲気に変えています。山あいの静けさの中、わずかな風や光の変化で氷のきらめきが表情を変え、ロマンチックな空気を生み出しています。
こうした景色は、訪れる人にとって単なる観光スポット以上の体験になります。足元から頭上まで広がる氷の世界に包まれることで、冬という季節の厳しさと美しさを同時に感じることができるからです。
寒波がつくる自然のアート
今回の氷瀑は、北部一帯を覆う寒波により、崖や岩肌を流れる水が凍りついたことで生まれたとみられます。気温の低い日が続くほど、つららは少しずつ伸び、氷の層が重なり、より立体的で複雑な形になっていきます。
氷瀑は、春先になって気温が上がれば、やがて解けて消えてしまう期間限定の景色です。そのため、今まさに目の前にある氷の形は「二度と同じものは見られない」瞬間の記録でもあります。この「今だけ」という感覚が、人々を惹きつける理由の一つと言えるでしょう。
画面越しでも楽しめる冬の絶景の見方
現地まで足を運ぶことが難しくても、写真や動画を通じて氷瀑を楽しむことはできます。国際ニュースとして紹介される映像を見るときは、次のようなポイントを意識してみると、より深く味わうことができます。
- 人や樹木と氷の大きさを比べて、スケール感を想像してみる
- 氷の色合いや模様に注目し、「どんな流れ方の水が凍ったのか」を考えてみる
- 音が伝わる映像であれば、風や氷のきしむ音にも耳をすませてみる
冬の厳しい寒さがつくり出す氷瀑の景色は、自然の力の大きさを静かに実感させてくれます。中国北部・山西省夏県の「氷のワンダーランド」は、2025年の冬のアジアを象徴する風景の一つとして、今後も多くの人の記憶に残りそうです。
Reference(s):
cgtn.com








