中国でのインフルエンザ流行、1月後半に減少見通し 国家衛生健康委 video poster
2025年1月上旬、中国の国家衛生健康委員会は、同国でのインフルエンザ流行について「1月後半には減少に向かう」との見通しを示しました。インフルエンザや新たな感染症への不安が続くなか、中国からの最新の感染動向は、日本を含む周辺国・地域にとっても重要なニュースです。
外来・救急での検出率は前週比3.8%増
国家衛生健康委員会によると、2025年最初の週、中国各地の病院の外来・救急部門で検出されたインフルエンザ感染の割合は、前の週に比べて3.8%増加しました。一方で、この水準は前年同じ時期を下回っていると説明されています。
つまり、インフルエンザは年明けにかけて増加傾向にあるものの、2024年初めと比べると、全体としてはやや落ち着いた動きとなっている、という評価です。
「1月後半に減少」との見通し
委員会は、こうした最新データを踏まえ、インフルエンザの流行は1月の後半にかけて徐々に落ち着いていくとの見通しを示しました。季節性インフルエンザは一般に、冬から春先にかけてピークを迎えるとされますが、ピークのタイミングや大きさは年によって異なります。
今回の見通しは、少なくとも2025年初頭の段階では、感染状況が急激な悪化ではなく、一定の範囲内に収まっているという中国当局の認識を反映したものといえます。
新たな感染症の出現は確認されず
中国疾病予防コントロールセンター(中国CDC)の研究者である王莉萍(Wang Liping)氏は、現時点で「新しい感染症の出現は確認されていない」と説明しました。これは、既知のインフルエンザを中心とした呼吸器感染症が主な懸念であり、新たな未知の感染症が広がっている状況ではないことを意味します。
国際的な視点から見るインフルエンザ動向
人の往来が活発ななかで、中国の感染状況は国際ニュースとしても注目されています。とくに冬場は、日本を含む周辺の国や地域でもインフルエンザやその他の呼吸器感染症が増えやすい時期です。中国当局のデータや見通しは、各国の専門家が広域的な流行状況を判断する際の材料の一つとなります。
この記事は、2025年1月上旬に発表された中国当局の説明をもとに、その内容と背景を整理したものです。感染症の状況は時間とともに変化していくため、各国・地域で公表される最新の情報を確認しつつ、日常的な感染対策を続けていくことが求められます。
Reference(s):
Influenza activity expected to decline in second half of January
cgtn.com








