春節の大移動「春運」、深セン空港でも利用客急増 中国本土の移動を読む video poster
2025年初め、中国本土では春節(Chinese New Year)を前に、毎年恒例の大規模な移動期間「春運(チュンユン)」が行われました。深セン空港を含む各地の交通ハブには、家族と再会するために移動する人々が集中しました。
40日間続く春節の大移動「春運」とは
春運は、春節休暇の前後40日間にわたり、中国本土各地で起こる大規模な帰省・旅行ラッシュのことです。毎年、何百万人もの人々が長距離を移動し、ふだん離れて暮らす家族や友人との時間を過ごします。
2025年の春運は、1月14日から2月22日までの40日間に設定されました。この期間中は鉄道や航空機、長距離バスなど、あらゆる交通手段がフル稼働します。
すでに約9,000万枚の鉄道切符が販売
春運開始直前の1月13日時点で、鉄道の切符はすでに約9,000万枚が販売されていました。数字だけを見ると実感しにくいかもしれませんが、これは中国本土全体での人の動きが相当な規模に達していることを示しています。
- 期間:1月14日〜2月22日の40日間
- 主な目的:家族との再会、故郷への帰省、旅行
- 鉄道の販売枚数:1月13日までに約9,000万枚
深セン空港も「春運モード」に
南部の都市・深センにある深セン空港も、この春運シーズンには多くの旅行者で混雑しました。国内線だけでなく、周辺地域や海外との行き来の玄関口として機能しているためです。
国際メディアのCGTNは、春運の様子を伝えるために、Xu Hua記者を深センに配置しました。現地では、深セン総駅出入境検査所の上級警官であるZhu Tingtingさんに同行し、今年の移動状況について話を聞いています。
出入境検査の現場からの取材は、空港や国境のチェックポイントが、増え続ける旅行者をどのように受け入れているのかを知る手がかりになります。利用者にとっては、安全でスムーズな移動が確保されているかという点も重要です。
中国本土の「人の流れ」から見えるもの
日本を含む海外の読者にとって、春運は単なる「混雑ニュース」ではありません。中国本土の社会や経済、そして人々の生活様式を映し出す現象としても注目されています。
- 家族との時間を重視する文化がはっきり表れる
- 交通インフラの能力や運営体制が試される
- 国内の人の移動の活発さは、地域経済の動きと結びつきやすい
深セン空港や鉄道駅の混雑ぶりは、中国本土の都市間移動や国内観光の勢いを読み解く一つの指標ともいえます。
これから春節シーズンをどう捉えるか
春節前後の大規模な移動は、今後も形を変えながら続いていくとみられます。オンラインでニュースを追う私たちにとって、春運の数字や現場の様子を丁寧に読み解くことは、中国本土の「いま」を知るためのヒントになります。
来年以降の春運でも、深センのような国際的な都市と、中国本土各地の人の動きがどう変化していくのか。引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Shenzhen airport to see influx of travelers as travel rush commences
cgtn.com







