巳年の春節とSNSダンス企画「#SnakeYearDanceFun」とは? video poster
2025年は十二支で巳年です。今年の春節(中国の旧正月)シーズンにあわせて、ダンス動画で巳年を祝うSNS企画「Snake Year Dance Fun」が登場し、ハッシュタグ「#SnakeYearDanceFun」を通じて中国の春節文化を世界に発信しています。
#SnakeYearDanceFun はどんな企画か
企画の中心にあるのは、巳年のエネルギーや喜びをダンスで表現することです。参加者は自分のダンスを撮影し、短い動画としてSNSに投稿します。発信の場としては、ショート動画プラットフォームの TikTok が前面に押し出されています。
呼びかけでは、次のようなスタイルが想定されています。
- 音楽に合わせて自由に踊る
- お気に入りの一番キレのあるダンス部分を動画に切り出す
- ハッシュタグ「#SnakeYearDanceFun」を付けて投稿する
- TikTokでは Cthedifference のアカウントを、その他のSNSでは CGTN のアカウントをタグ付けする形で共有する
こうした形で、オンライン上に「巳年」と春節を祝うダンス動画が次々と集まり、ユーザー同士がコメントやリアクションを通じて交流することが狙いとみられます。
春節文化とSNSが交差する場所
春節は、中国で一年の始まりを祝う最も重要な行事の一つです。伝統的には家族や親族が集まり、食事や団らんを通じて過ごすイメージが強い一方、近年はSNSやショート動画を通じた祝福のかたちも広がっています。
今回の Snake Year Dance Fun の特徴は、次のような点にあります。
- ビジュアルで伝わる祝福:言葉が分からなくても、ダンスと音楽で祝う雰囲気が伝わりやすいこと
- 誰でも参加しやすい形式:特別な機材や編集技術がなくても、スマートフォン一台で気軽に投稿できること
- 国境を越えた参加:中国にいなくても、世界のどこからでも春節のムードに参加できること
特にデジタルネイティブ世代にとっては、友人とのチャットやタイムラインの延長線上に、海外の季節行事が自然に入り込んでくる点が興味深いところです。
日本から見た「Snake Year Dance Fun」の楽しみ方
日本のユーザーにとって、この企画は必ずしも「参加しなければならないチャレンジ」ではなく、グローバルな春節の風景を覗き見る窓として楽しむこともできます。
例えば、次のような視点で動画を眺めてみると、単なるエンタメ以上の発見があるかもしれません。
- ダンスや衣装、背景にどのくらい「巳年」らしさや春節らしさが表現されているか
- 中国のユーザーと、他の国や地域のユーザーで表現の雰囲気がどう違うか
- コメント欄でどのような言語が飛び交い、どんなリアクションが多いか
自分で動画を投稿する場合も、巳年のイメージや春節カラーをどのように取り入れるか、音楽や振り付けをどう組み合わせるかなど、クリエイティブな工夫の余地が大きいテーマといえます。
ダンスがつなぐ「祝う」という気持ち
ダンスチャレンジは、近年のSNS文化を象徴するスタイルの一つです。言語や国境を超えて共有しやすく、音楽と身体表現を通じて、見る人にも一体感を生みやすいという特徴があります。
Snake Year Dance Fun の呼びかけ文は、「巳年のスピリットを解き放ち、ダンスで中国の新年の喜びを表現しよう」というメッセージを前面に出しています。この構図は、オンライン空間における「祭り」のようなものとも言えます。
画面越しではありますが、世界各地から集まるダンス動画を通じて、祝う気持ちが連鎖する様子は、春節という行事の新しい側面を映し出していると言えるでしょう。
広がる国際ニュースの「参加型」トレンド
今回のような企画は、ニュースや情報を「見る」だけでなく、「参加して体験する」方向への変化を示しているようにも見えます。報道機関やメディアが主役になって発信するのではなく、一般のユーザーが自らコンテンツを作り、その集合体が一つのストーリーを形づくる流れです。
国際ニュースを日本語で追いかける私たちにとっても、このような参加型企画は、海外の季節行事や文化を自分ごととして感じる一つのきっかけになります。タイムラインに流れてくるハッシュタグや動画を通じて、「世界の祝日」を身近に感じる機会が今後も増えていきそうです。
巳年の終わりが近づくなかで、Snake Year Dance Fun に象徴されるようなオンラインの祝祭空間が、来年以降どのような形に変化していくのかにも注目したいところです。
Reference(s):
Join the Snake Year Dance Fun to express your joy of Chinese New Year
cgtn.com








