春節前の中国で「新中式」人気 太原のモールで現代風伝統服が好調 video poster
春節(旧正月)を前に、中国北部の山西省・太原市のショッピングモールでは、現代風にアレンジされた中国伝統衣装がよく売れています。中国では春節に新しい服を用意する習慣がありますが、その定番がいま、伝統要素を取り入れたスタイルへと移りつつあります。
春節の「新しい服」が変わる
春節は、多くの中国の家庭にとって一年で最も重要な祝祭日で、新しい服を着て新年を迎えることが縁起が良いとされています。これまではカジュアルな洋服やスーツなどが主流でしたが、いまは中国の伝統衣装を現代風にアレンジした服を選ぶ人が増えています。
太原のモールで目立つ現代風の中国衣装
山西省の省都・太原市のショッピングモールでは、春節が近づくにつれて、家族連れや若い世代を中心に買い物客が増えています。なかでも人気なのが、伝統的な中国服の要素を取り入れた現代的なデザインの衣装です。
例えば、立ち襟や刺しゅうなどの伝統モチーフを生かしつつ、シルエットや色づかいを日常でも着やすいように工夫したワンピースやアウター、親子でコーディネートできるセットアップなどが注目されています。
大人も子どもも楽しめるデザインが消費を後押し
こうした現代風の中国衣装は、大人向けだけでなく子ども向けのラインナップも豊富で、家族全員で春節コーディネートを楽しむスタイルが広がっています。子ども服コーナーでも、かわいらしい柄や動きやすい素材を使ったアイテムが人気を集めています。
伝統とモダンを組み合わせた創造的なデザインが、春節の「新しい服」を選ぶ楽しさを高め、消費を後押ししているといえます。祝祭を華やかに彩りたいという気持ちと、自分らしいファッションを楽しみたいというニーズが重なり、新しい春節ファッションのかたちが生まれているようです。
文化とアイデンティティを映す日常の選択
服は単なる消費ではなく、その社会が何を大切にしているかを映す鏡でもあります。春節を前に、太原のショッピングモールで現代風の中国伝統衣装が選ばれている背景には、伝統文化を日常の中でさりげなく取り入れたいという思いや、家族で祝う時間をより特別なものにしたいという願いが見て取れます。
日本でも正月の晴れ着や和装の楽しみ方が変化してきたように、中国でも春節ファッションをめぐる選択が静かにアップデートされています。こうした変化を追うことで、アジアの社会や文化の動きを身近なテーマから理解する手がかりになるかもしれません。
Reference(s):
More customers buy modern Chinese-style clothing for Chinese New Year
cgtn.com








